新しい年を迎えて数日経ってしまいました。
昨年中にブログ更新しようと頑張ったのですが無理でした。
2020年も家族(鳥たちを含め)が皆健康で、仕事に勤しみ、美味しいお酒と食事を楽しみ、たまに旅行でもできたらいいなぁと思います。
そんな一年を過ごせるよう頑張ります。
さてさて、昨年暮れに娘と三重県に小旅行してきたので今回はそれを記録しておきたいと思います。
娘と年末の金曜日、一緒に有給をとって、AM8:40品川発のひかりに乗って名古屋で在来線に乗り換え伊勢市に到着したのはちょうどお昼頃。
もっとピューッと簡単に着くものと思っていました。
一日目の宿は伊勢市駅の目の前のビジネスホテルで、伊勢神宮外宮の参道もすぐそばでとても便利な場所でした。しかも去年建ったばかりの新しいホテルなのでとても綺麗で部屋も広くて快適でした。
荷物をホテルに預けてまずは腹ごしらえ。
外宮参道歩いて3分ほど、調べて予約しておいたフレンチレストランはすぐに見つかりました。外宮の日除橋のすぐそばです。
そうそう、三重と言えば海の幸だけじゃなく松坂牛もありました。帰るまでにどこかでステーキを食べる余裕があるだろうか?と頭の中で旅行のスケジュールを復唱する私。
食べることばかり考えていました。
ワイン白、赤といただいて、お伊勢さん参りもしないうちにすっかりいい気分になりました。
フレンチランチの後は外宮へ参拝。
外宮は左側通行、内宮は右側通行だそうですよ。手水舎が外宮には左側、内宮には右側あったことも理由の一つとされていますが、何故そうなったかははっきりしないそうです。
生い茂る樹木と玉砂利の道のせいでしょうか?
たくさんお願いしちゃいました。
外宮の最後の鳥居で御挨拶をしたら、すぐそばにある赤福で休憩。
さて、この後、ホテルにチェックインしてからライブ仕様の服装に着替えて三重県営サンアリーナに向かいました。広すぎず狭すぎずほど良いライブ会場で音響も良いと聞いていました。
ライブの後、近鉄特急で伊勢市駅まで帰る所、ひとつ前の宇治山田駅で間違えて降りてしまった我々は、駅員さんが歩いてもホテルまで帰れると教えてくれたのでもう先の方に見えているホテルに向かってぶらぶらと歩いていました。
するとその夜ライブ後に行く予定だったイタリアンレストランに偶然にも出くわしました。
お店への方角も全く分からなかったのにラッキーでした。
この日はホテルに帰ってバタンキューでした。
二日目はレンタカーを予約していました。
車でこの日最初に訪れたのは、伊勢神社内宮。
私は伊勢神社とは外宮の中に内宮があるのだと思っていましたが、少し離れた場所に別々にあるんですね。
入り口の宇治橋にたどり着く前にお土産屋さんや食べ物屋さん、真珠の宝飾店などずらりと並んでいて、外宮より内宮のほうが観光地っぽいですね。
20年に一度、すべてのお宮を建替えるのだそうです。その際、古いお宮の建物は取り壊さずに新しいお宮を隣に建てるための空き地だそうです。つまり20年に一度お宮の位置は横あるいは前後に移動するということ。これを遷宮(せんぐう)と言うそうです。小屋はかつてお宮の建物があった場所を示しているそうです。
確かに、そうなのかも・・・
内宮参拝の後は車でパールラインをドライブしました。なかなかの山道で、急カーブ続きの道を登ったり下りたり。娘の運転は怖い怖い。ヘタなジェットコースターよりスリル満点です。
次なる目的地は志摩市にある横山展望台。
パールロード沿いに車を走らせ鳥羽市に入り、周りにはコンビニもなく海と山の景色だけという場所にある旅館、芭新萃(はなしんすい)がその日の宿でした。
2人なのに二間続きのだだっ広い部屋に通されたのも驚きでしたが、夕食がまるで満漢全席のような豪華さでびっくり。
旬のカワハギのお造りには肝もたっぷりついて最高でした。鮑や伊勢海老、サザエと伊勢志摩の海の幸がこれでもかと供されました。
それなのに、旅館の夕食時のイベントである抽選会に参加した娘がなんと、大きな鯛の姿造りの大皿を当ててしまいました。
もうお腹いっぱいでとてもじゃないけど食べられないので、箸はつけずに、団体さんのお客さんとかにあげてくださいとお返ししました。
結果、朝食もたいそう豪華なものになりました。
普段はほとんど朝食は摂らないのですが、旅先だとどうして朝からこんなに食欲があるんでしょうね。
他にも観光したいところはあったのですが、伊勢市に戻ってレンタカーを返したり、お土産を買ったりする時間を考えて三日目の観光は鳥羽水族館だけになりました。
伊勢市までの帰り道は私の運転で、娘は助手席で爆睡しておりました
伊勢市駅発快特みえ号出発時間30分前に駆け込みで入った伊勢うどんの山口屋さんで、今回の伊勢志摩鳥羽旅行の〆をしました。
うどんといえば讃岐!で育った私ですが、これはこれでまた美味しかったです。
これで思い残すことはありません。やはり松坂牛ステーキを食べる時間と胃袋の余裕はありませんでした。
16:20発の快特みえに乗って名古屋に向かい、新幹線で東京に帰ってきました。
楽しい三日間でした。
と、長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
2020年も美味しい物たくさん食べてそれを記事にしていきたい所存です。
あ、当ブログは当初確かヨウムの花が主役の鳥ブログのはずでした。
鳥たちの元気な姿も時々アップいたしますので、よろしくお願いいたします。
2019年暮れ 伊勢志摩鳥羽ライブ旅行 おわり
ばか騒ぎのハロウィンも終わってあとはすっかり廃れたクリスマスとせわしない年末。
この時期は仕事の忙しさもあって早々と師走気分になってしまう私です。
9月10月は台風が立て続けに日本を襲い、川の近くに住む私もヒヤリとしました。
近所の河川敷は未だに豪雨の爪痕を残しています。
被害に合われた地域の早い復旧を心からお祈りします。
さてさて、秋の夜長を毎晩のように家呑みして過ごしております。
自分専用のワインセラーから新しいワインを持ってきてコルクを抜く瞬間の至福。そしてグラスに注いで口に含む時、本当に幸せだなぁと感じてしまいます。
時には花を肴に飲む時も。タイムリーに花が「おいしい?」と語りかけてくれます。
こちらはフジクレール甲州シュール・リー。フレッシュな柑橘系の香りできりっとした辛さ。和食と相性バッチリな一本でした。
先月は甲州ワインを立て続けにいただきました。
こちらはJapanese style wine甲州。栓を開けて口に含むとはぁぁぁ~と思わず声が出るような、爽やかな風が吹き抜けるようなそんなワインでした。大好き。
そして今ハマっているワインが丹波ワイン。こちらは「てぐみ」というワイン。
私が大好きなシュワシュワ系。デラウェアの果実味とさわやかな酸味が実に良い。最初はキレのいいスパークリングですが注ぐうち底の酵母や澱が混ざってまろやかな味に変化していくのです。一本で味の変化を楽しめるワイン。
お取り寄せしようとしたら現在完売中だそうで次回出荷まで待たなければ・・・。
これからは秋の味覚を楽しみながらワインをしみじみと呑む時間にますます癒されそう。
酔っ払いに絡まれて本当は嫌なのに我慢してくれる海くんはやさしいオトコ。
先週末久々に外イタリアンしました。
行きつけのイタリアンレストランですが、相変わらず美味しかったです。
特筆すべきはメインの馬肉のヒレ(高知産)のステーキ。とても柔らかく甘みのある赤身肉でこんなに美味しい馬肉は初めて食べたと思いました。
美味しく食べて飲めることに神様に感謝です。
末永くこの幸せを享受するためにも、ワインの飲み過ぎには注意しなければ!
なのですが・・・
9年前、実家の兄が飼っていたピーちゃんでしたが、諸事情により我が家にお迎えられました。
享年9歳(多分)。誕生日が不明なので正確ではありませんが10歳に近い9歳だったと思います。
セキセイインコの寿命をネットで調べると5~8歳とあったので、まあまあ天寿を全うしたと言っていいのでしょうか?
けれどまだまだ長生きしてくれると私はおもっていたのですが、別れは突然に来ました。
毎日ケージの掃除、餌替え水替えをしていますが、その日の朝はピーちゃん変わりなく元気だったように思います。
いえ、もうその時は具合が悪かったのかもしれませんが、インコは体調不良を隠すので私が気づかなかったのかもしれません。迂闊でした。
夕方家に帰ると、ピーちゃんのケージには大量の出血の跡が・・・。どうやら下血のようでお尻には血液混じりの糞が固まってついていました。
こりゃあどうしよう、救急にかけこむか、とオロオロしているうちにピーちゃんはみるみる間に弱って行き、もう病院につれて行くとかの段階ではないことは明らかでした。
そっとしておいて家族みんなで見送ってあげようと言う事になりました。
だんだんと呼吸が弱くなってもうダメか!と思うとカッと目を見開きバタバタっと羽ばたき体勢を変えます。
何度も何度も頑張って生きようとしているのが分かりました。
手のひらに乗る小さな小さなピーちゃんの生きようとする力の強さ、命の尊さを実感しました。
そして私たちが見守る中、静かにピーちゃんは息を引き取りました。その瞬間、小さな体は小刻みに震え、それはちょっとの間続きました。ほんの数秒のことですが、小さく震えるピーちゃんの背中は私たちに「ありがとう、もう逝くね」と言っているようでした。
ピーちゃんの亡骸はとりあえず箱に入れて二日間、私のワインセラーの片隅に安置されました。
遺骨は合同墓地に納めてもらいました。その方がピーちゃんも寂しくないでしょう。
花、今も毎日「ピーちゃん」て言ってます。
空のケージを見ると切なくなるので片付けました。
天国で今頃小太郎に再会しているでしょうか?