ヨウムな生活 sanahana.exblog.jp

平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります


by sanakk
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とうとう・・・・

更新が滞っております。040.gif
このところ週末は実家に行っていることが多く、ろくに鳥たちの写真も撮っておりません。
昨日の日曜日は、雨も上がったので実家の近くの護国寺境内大師堂の脇にひっそりと佇む通称「ひとこと地蔵」様に母がお参りしたいというので、一緒に行ってきました。
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生涯でひとりの人のひとつの願いごとだけ聞いてもらえると言うお地蔵様だそうです。
密かに人気者で遠方からわざわざ祈願に来る人も多いのだとか・・・・。
嫁ぐまで、この地に約30年暮らしましたが、知りませんでした。初めて見るお地蔵様でした。
しゃがみこんで「おとうさんがどうか苦しみませんように・・・痛い思いをしませんように・・・・」と拝む母の丸く小さくなった背中を見ていると、またもや涙腺が緩む私でした。
「おかあさん、初めてお参りに来たの?」と聞くと「ううん。〇〇〇(兄の息子)の大学受験のときも就職の時もお願いに来た」だって。
なんだ、おかあちゃん、だめじゃん。お願いは一生に一人にひとつだけ、だよ。と泣き笑いしながら言うと、母も「そうだねぇ・・・・」と涙を拭きながら笑いました。
でも大丈夫。私は初めてだから。お母さんの代わりにしっかりとお父さんのことお願いしてあげる。そう思ってお地蔵様に手を合わせました。
見れば、傍らに立っているおやーじゅもぽろぽろ涙を流してる。びっくりしました。
だって、約19年間一緒に居るけど、おやーじゅの涙は見たことが無かったのです。
どんなに悲しい映画を見ても、感動のドラマを見ても、横で私が号泣していても、奴の瞳はいつも乾いたままでした。このオトコは、きっと私が死んでも泣かないだろうとまで思っていました。

後から、おやーじゅ曰く数十年ぶりに錆付いた涙腺が緩むほど、(前回はいつ泣いたか覚えていないそうです)私の母が可哀想だったのだそうです。
父に寄り添って、寄りかかって共に生きてきた半世紀なのです。そりゃあ、ひとりになるのはどんなにか寂しいだろう、心細いだろう・・・・、娘の私などとは比べ物にならないほどの悲しみだろうと思うと私の涙腺もまたバカになってしまうのでした。

父はとうとう、入院しました。
もう、家には帰れないだろう・・・と父自身も覚悟の入院です。
体調がすぐれないので、本人も在宅では限界を感じたらしく緩和ケア専門病院が受け入れてくれるのを待てずに総合病院に入院しました。
せめて、一日も早く本人が希望している緩和ケアの病院に入れてあげたいと思います。
そうすれば、6人部屋で治療中のほかの患者さんと過ごす今の病院にいるより、父も安心して過ごせる気がします。家族が一緒に泊まれる設備も整っているらしいし・・・・。
明日、その緩和ケア専門病院の面接に母と行ってきます。父本人はもう、行けないというので、私が代わりに・・・。18床しかないその病院には、他にも入院したい方は居るらしく、家族と面談して病院側は審査して入院できるか否か決めるらしいのです。どういう基準で選んでもらえるのか見当がつかず、事前対処ができません。入試や就職の面接とは訳が違います。
少なくとも、父本人やその家族である私たちが、緩和ケアの意味を理解し近いうちにやってくるであろう「死」を受け入れているかどうかが問われることとなるのだろうと思います。
少しでも、「生」に執着を持ち、延命治療を望む気持ちがあるのでは、こういった病院には入れないのだそうです。
私には、実はまだ諦めきれない気持ちがあるのですが・・・・。明日の面接は、そんな気持ちも封印して「受け入れた家族」として臨まなくてはなりません。
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娘たちと毎晩、千羽鶴折っていますが、まだ半分にも届きません。
千羽折るって大変ですね。間に合うだろうか?って時々頭をかすめたりします。
昨夜はちょっとだけ、鳥たちの写真撮りました。

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海はいい子。そばに来てじーっと見てるけど、邪魔したりしません。ひたすら私の手元を見ています。
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     パソコンに向かう長女に寄り添う海。
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カメラ目線の希。意外ですがオカメsも、あまり作業の邪魔はしません。
遠巻きに見ているか、私の肩か頭でまったりとしているか・・・・。

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困るのはやっぱりこの方・・・。甘ったれヨウム花。
折った鶴を盗もうとするし・・・・、動く私の手にじゃれ付いてくるし・・・・。
花が出ている時はまったく作業がはかどりません。
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父の病気の進行がすこしでも遅れるようにと祈りながら折るつもりの鶴なのに、いつの間にか頭の中が真っ白にになって無心で折っている自分に気がつきます。

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Commented at 2010-11-02 10:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-11-02 17:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by エミ at 2010-11-02 23:34 x
お父さま、早く緩和ケアに移れると良いですね。
全くケアが違います…。

最期に穏やかに逝くことは素晴らしいことだと思います。
家族の優しさが1番お父さまにとって嬉しいことでしょうね。

昨日、友達の父上の告別式に行ってきました。
母とダブって、涙を抑えきれなかったです。知らない人なのに…。母の存在、偉大で…今も辛いです。時間が解決すると信じています。

身内の死を迎えることって、本当に辛いことですよね。

私は母に言い続けたことがあります。

産んでくれてありがとう。心配は要らないよ。無理しないでね。お母さんを尊敬しているから、近づけるよう生きていく…とかずっと言っていました。

亡くなる前の人って、自分の状況を分かってる気がします・・・。

苦しまず、天国にいけたら最高だと思います。
緩和ケアで苦痛を出来るだけ取り除いて生活して欲しいですね。

寒くなってきたしsanaさんも心労で身体を壊さないようにお気をつけ下さい。



Commented by ぐ〜るる at 2010-11-03 00:11 x
おとうさま、入院されましたか。。
緩和ケアに早くうつれるといいですね。
いろいろ思う事もあって、ダブる思いもたくさんあって
うまく言えないけれど、
sanaさんもお体には気をつけてくださいね。
きっと鳥たちはそんなsanaさんの心情を知っていての行動なんだと思います。
花ちゃんなんて特にsanaさんを元気づけようと思って
あまったれさんになってるのよね^^きっと
Commented by queso at 2010-11-03 09:36 x
お父様、入院されたのですね。緩和ケアの病院に早く移れる
ことを祈っております。
お母様も心が弱っておられる時かと思いますのでどうぞsanaさん、
お母様の傍にいてあげてくださいね。
そして、sanaさんもどうぞ体に気をつけて無理されないように
なさってください。

こんな時だからでしょうか、小鳥さん達のちょっとした表情や
動きに心が和みますね。
海ちゃんの表情、家族の心境を汲み取っているような、そんな
雰囲気を感じます。
そして無邪気で愛らしい花ちゃんに、きっとsanaさんは励まされて
いらっしゃるのではないでしょうか。
Commented by よーこ at 2010-11-03 15:05 x
とてもひとごととは思えず… 希望の施設に移れるといいです。
本人の希望と尊厳を守りつつ穏やかに時を迎えるって、すごく大切なことなんだな…って最近のsanaさんのブログ読みながら思ってます。人数制限や個人の金銭面とか、そういうこと関係なくいろんな意味で門戸が開かれてる豊かな社会だったらどんなにいいだろう・・・って。

お父様の周りの方々が傍らにいらっしゃる。限りない愛情を抱えて。素敵なことだな、ってあったかい気持ちもブログから貰っています。

あぁ、お地蔵さんにいつも自分のこと以外をお願いするお母さんや千羽鶴の思いが、どうか、叶いますよう。
自分のことと重ね合わせて祈ってます。

sanaさん、しっかり食べて体力落とさないでね。
Commented by ヤス at 2010-11-03 21:49 x
お父さん 入院されたのですね。

延命治療。
頭では理解できても、心の整理は難しいですね。

私の父は普通の病院に入院していますが、実際治療らしきものはされておらず、もし痛みとがでたらそれを軽減するような治療です。幸い私の父の場合は珍しく病気による痛みが出ていないようなので、まだ助かっていますが。
千羽鶴、大変でしょうが がんばって下さい。
きっと娘さんたちの気持も伝わると思います。

海ちゃんは温和しくみているのですね。

家の場合は あのピンナだけでなく、リコやオカメのアンジュも鶴破壊に奔走すること間違いなしです。
Commented by sana at 2010-11-04 10:43 x
hakoさん
いつも、遊びにいらしてくださっているとのこと、嬉しく思います。^^
このところ、皆さんをヘビーな気分にさせてしまう記事ばかりの私のブログです。
申し訳ないとは思いつつ、自分の書きたい事を素直に綴っております。お嫌でなければ、今後とも宜しくお願いいたします。
お優しいお言葉、心に沁みました。ありがとうございました。(_ _)
Commented by sana at 2010-11-04 10:56 x
りおんさん
私たち家族の願い、届くといいのですけど・・・。
あまり時間がないのです。
緩和ケアの病院は、入院許可は下りたのですけど、なにせ
ウチよりも前からベット空き待ちの方がいらっしゃるので順番をまたねばなりません。
ベットが空いて順番が来るということは・・・・すなわち・・・と思うと重たい気分になりますが・・・。
とにかく、早く入れてあげたいので、複数の病院を当たることにします。
父のような方が世の中にはたくさんいるんだなぁ~と思い知らされました。

千羽鶴、仰る通りかもしれません。
祈る側の気を紛らわす意味もあるのかも・・・・。
本当に無心になるんです。父のことも頭から抜けてしまうくらい。^^;
花はいい子ですか?もの凄くイジワルげな吊り目をして邪魔しに来るんですけど~。^^

いつも、ありがとうございます。千羽鶴は、娘と3人で地道に折ってます。あと1週間くらいでどうにかなるでしょう・・・・。
Commented by sana at 2010-11-04 11:09 x
エミさん
お母様と最後の時間を良いカタチで過ごされたのですね。
緩和ケア専門病院ならではですね。
見学にいきましたが、設備もいいし、そこに勤める方々も優しくて。
けれど、独特な静けさが漂う病棟や廊下を歩く患者さんにやはり
胸が詰まる思いでした。ここに居る人たちはみんな宣告を受けた人なのだと思うと・・・・。
私も、父には出来るだけ感謝の気持ちを伝えて行きたいと思います。本当にいろんな事をしてもらいましたから・・・。
そして出来るだけ、めそめそしたりしないで普通に接していきたいです。顔を見るたびに泣いていたのでは父のほうが辛いと思うから。
私は大丈夫です。優しいお言葉ありがとうございました。^^
Commented by sana at 2010-11-04 13:43 x
ぐ~るるさん
ありがとうございます。
ぐ~るるさんも今年は悲しいお別れがおありだったのですよね。
思い出させてしまうような記事で申し訳ありません。

父にはなるべく心身共に穏やかに苦痛の少ない状態で過ごしてもらいたいので、緩和ケア専門病棟に早く入院してもらいたいです。
本人の強い希望でもあるし・・・・。
花の天真爛漫さは、ある意味救いになりますね。^^
鳥たちはそれぞれのやり方で癒してくれるのでありがたいなぁと思います。
ぐ~るるさんこそ、良くなったばかりなのだから、無理は禁物ですよ。^^
Commented by sana at 2010-11-04 14:06 x
quesoさん
ありがとうございます。
緩和ケア専門病棟は、満床のため空き待ちです。
ベットが空くということは、どなたかが天に召されたと言うことが
普通の病棟と大きく違って悲しいところですが・・・。
連れ合いを亡くすということは、こんなに悲しいことなのか・・・というほど母は毎日泣き暮らし、安定剤が手放せません。
気が強くて口うるさかった母がすっかり弱々しくなってしまいました。私がしっかりして支えなければ・・・という気になりますね。

毎日、鳥の世話をしている時間は、現実を忘れて心を開放できる時間でもありますよね。^^
花にめがねを投げ飛ばされ、顔をド突かれ、ひっくり返ってからまれても、癒されているのだから花効果はすごいですね。^^
Commented by sana at 2010-11-04 16:19 x
よーこさん
ホントにそうですねぇ。誰もが最後の時を苦しみを最小限に抑えつつ穏やかに迎えられるような、そんな社会だったらいいですねぇ。
実際には、緩和ケアを受けたくても金銭的に難しい方もいらっしゃるでしょうね。家族も24時間付き添っていられる個室などに入ったら、けっこうな金額が必要です。それに緩和ケア病棟を開設している病院もまだまだ少ないのが現実ですし。
父は、救いのない寂しさや苦しさと直面しているでしょうけど、家族に囲まれて良い環境で最後の時を過ごせるだけ幸せな方ではないかなと思ったりもします。いえ、まだ施設に入院できたわけじゃないけど・・・・。間に合うといいなと願っています。

いつも優しい言葉をくださってありがとう。^^/
こんな状況の私のところへも食欲の秋はしっかりやってきてます。
どんなことがあっても食欲は失わない自分が頼もしいような、悲しいような・・・。^^;
Commented by sana at 2010-11-04 16:30 x
ヤスさん
お父様、痛みが無いようでなによりです。
それと、治療が終わってしまっても入院を継続させてくれる病院も良心的なところですね。普通大きな大学病院のようなところで緩和ケア科などの無い所は、治療をしない病人は転院してくれと言われてしまものです。
お父様、少しでも病気が良い方に向かうといいですね。
千羽鶴、孫からのお見舞いとして父の意識がしっかりしているうちに病院に持って行きたいのですが・・・・頑張って夜なべして折るしかないですねー。^^;

海は、おかしな子で折紙を折る私の手元をちょっかいも出さずにじーっと見てるんですよ。まるで折る手順を覚えようとしているかのように。そういうところはとても人間くさいインコです。^^
ああ、折紙、リコちゃんが見たら即行で尻尾エクステにされちゃいそうですね~。^^
Commented by sanakk at 2010-11-28 01:39
ヒグレさん
はじめまして。ありがとうございます。
せっかく、遊びにいらしてくれたのに、いきなり悲しい記事で申し訳ありませんでした。m(__)m
今は、生活も元通りに落ち着き元気に暮らしております。
父の突然の他界は本当にショックな出来事でしたが、受け入れてこの先も鳥たちと明るく生きていかなければと思っております。

ヨウムさんをお迎え予定とのことですが、ヨウムライフは奥が深く、楽しいですよ。可愛いヨウムさんと運命の出会いがありますように・・・・。^^
大型のインコとなると可愛いばかりでなく、多少の苦労もありますが、そのあたりもふまえてのご決断だと思いますので是非とも頑張ってお迎えしていただきたいと思います。^^
こちらも一段落しましら、また鳥記事を掲載していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。^^/
by sanakk | 2010-11-01 15:01 | Comments(15)