ヨウムな生活 sanahana.exblog.jp

平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります


by sanakk
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母と小太郎

暦の上では今日8月8日は立秋ですか、ぎらぎら太陽が戻ってきましたね。
職場の冷房で足元は冷え冷え。暑い暑いと言いながらもハイソックスが手放せない私です。

この週末は、次女と大学のオープンキャンパスに行ったり、買い物をしたり、美容院に行ったりといろいろ予定を詰め込んでいたので実家の母のところに行かないつもりでした。
去年、父が亡くなって以来、「寂しい病」を患っている母のもとになるべく土日のどちらかは、行くようにしていました。
月日が経つほどに少しは「寂しい病」が良くなっていくのかと思いきや、母のその症状はじわりじわりと悪化する一方です。
一緒に住む兄の長男は、若さゆえ心が外に向いていて仕事も忙しいらしくほとんど家にいないし、兄も月に2度週末に帰ってくるのが精一杯。私も仕事があるので平日は行けません。
平日の日中、ほとんど一人で食事も一人。そんな生活にどうしても慣れる事ができない母です。
「いつになったら、この寂しさに慣れるんだろう?」と涙声で訴えてきます。携帯に母からの着信がとても多くなりました。
いっそのことウチに来る?無理を承知でと真剣に勧めても、やはりイヤなのだそうです。84才という高齢で、環境を変えて生活するのは母の性格上、無理だろうと思います。ましてや父と何十年も暮らした家を離れるわけがありません。
じゃあ、昼間はデイケアサービスかなんかの施設に行って、同年代の人たちと過ごせば?と提案してもそれもイヤなのだそうです。デイケアのお世話になるのは、自分が介護老人になったような気がしてまだプライドが許さないみたいなのです。
じゃあ、どうすれば一番いいの?と聞いてもそれは母にも分からないそうです。たぶん、母の望む答えはひとつでしょう。「父と一緒にいたい。」だろうと思います。
父の代わりは兄にも私にも孫たちにもできません。時計を逆に戻さない限り、もう、どうしようもないことですね。

今週は行けないからね。と母には言ってあったのですが、土曜日携帯に母から電話がかかってきました。
どこをどう操作したのか、TV電話機能を使って。本人はTV電話になっていることに気がついてないのです。
私の携帯に映し出された母はまるでディスプレイから「ひゅーどろどろ~」と聞こえてきそうなほど怖かったです。痩せ細って悲しそうな表情でしかも眼鏡をかけていないので思い切り目を細めているうえ、それを下からの角度で撮影された母が力の無い声で一言「寂しいよ~」。
思いがけず、自分の携帯に私の顔が写っているのを発見してその後ちょっとはしゃいでいましたが。
携帯の中の小さな母の映像は、ゾッとするほど憔悴していたので、急遽日曜日は予定を変更して母のところへ行きました。
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久しぶりの小太郎です。最近はほとんど寝たきり。会うたびにぼろぼろになっていく気がします。でもゴハンはたくさん食べるそうです。
母は自分の精神状態と戦うことで精一杯で小太郎の面倒などもう見れないと言います。そうは言いながらも自分のベットの足元に小太郎を連れてきているのは、やはり一人ぼっちの毎日で小太郎の存在が支えになっているのだろうと思います。
とはいえ、四肢が立たずくてーっとなった小太郎をお風呂に入れる元気も抱っこして美容院に連れて行く元気も無いと母は言います。(いつもシャンプーに連れて行く美容院では寝たきりの小太郎のケアは病院でしてもらえと遠まわし断られたそうです)なのでいつから小太郎はお風呂に入ってないのか、まぁ実家の玄関に踏み込んだとたん臭い臭い・・・・。よくこのニオイの中で食事ができるものだと思うほどです。母はもう鼻が慣れてしまっているのかまったく気にならないのだそうです。
あまりの臭さに、今度来たら「私が小太郎を洗う!」と宣言して帰ってきました。
私、わんこのシャンプーなどしたことないんですけど、しかも小太郎は足の動かないクテ犬なんですが・・・、大丈夫かしら?宣言しておいてちょっと不安になってる私です。

寝たきりの老犬小太郎と寂しい病に侵され安定剤が手放せない母・・・切ない組み合わせです。
「ちょっとあんたたちと話すだけで、大分気が晴れたよ」と母。
ほんの3時間あまりの滞在でしたが。
母は私たちが帰る時、いつも姿が見えなくなるまで道に立って見送っています。ずっと手を振り続けています。きっと一人で玄関に入ったとたん泣いているのでしょう。
私が24時間ずっと一緒にいられれば、母も少しは救われるかもしれませんが、それはできません。
遠くで手を振る母の姿に、寂しさに負けないで生きて・・・・としか言えない私でした。

長々と書いてしまったので、鳥たちの出番ちょっとです。008.gif

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日曜の朝の花と海。いつもはいないおやーじゅが朝からソファにいると、ふたりそろって取り囲むようにして真剣に見張っています。
これだけあからさまに見張られてるとおやーじゅも居心地悪そう・・・。037.gif 
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海のメインテールが2本抜けちゃいました。またしばらくコザクラさんの後姿ですね。

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私の座ってる椅子に登ってきて、なでなでして~と見上げる花。何をしていてもなでなでしてあげないわけにはいかないですね。無視してると「はよ、なでんかい!」と嘴でつついて催促してくるし・・・。

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Commented by のりたま at 2011-08-08 22:47 x
私の母も父を亡くしたときしばらくはとっても頻繁に
電話が入っていました。今年七回忌の法要を迎えますが
ようやく母も落ち着いてきました。
ただ、年々、子どもになっていくようです。
sanaさんのお母様にとって今は自宅を離れるのは
とても困難でしょうね。
私も姉と話をして、どちらかの家に来るかもっと近くに
住んでほしいといいましたが、今はそうしなくて
正解だったと思います。
とてもお忙しくて大変だと思いますが、少しの時間でも
お顔を見せて、お互い話をするときっと・・・。

私はよく父の豪快な話をしたり、笑える話をして
過ごしました。

娘のもさみしくてよく泣きましたから、
お母様はなおさらでしょうね。
そっと支えていきましょうね。
花ちゃんと海ちゃんの癒しに乾杯!!
Commented by りおん at 2011-08-09 08:52 x
お母さまのことを思うと、切ないですね。
でもsanaさんには、ご自分の家庭もあるし
時間のやりくりが難しいですね。

小太郎ちゃんのシャンプー、ぜひしてあげてください!
小太郎ちゃんもさっぱりすると、気分も変わると思いますよ^^

小太郎ちゃんのように動けないわんこは、
まず、保定をします。
前足の間から手のひらを上向きに入れて、胸をそっと持ち上げるようにし
脚が床から離れない高さを保ちます。
床から脚が離れると不安がります。

お湯の温度は、人が浴びたらちょっと冷たいかも、ぐらいの温度がちょうどいいです。
全身をよ~くよ~く濡らしてからシャンプーします。
皮膚をきれいに洗う感じで、指先でごしごしします。
最後に保定した手で胸とおなかを洗います。

(すいません、文字数がいっぱいになっちゃうので
次に続きます~!)
Commented by りおん at 2011-08-09 08:53 x
すすぎは、充分すぎるほどにすすいでください。
タオルでよくふいて、ドライヤーで乾かしてあげてください。
お顔は洗うのが無理でしたら蒸しタオルでよく拭いてあげてください。
洗う場合は少し上を向かせると、お鼻に泡やお水が入りません^^

お部屋ににおいがついてしまっていると思いますが
ハイターをちょっと濃い目に入れたお水で床や壁を拭くと、においが緩和されます。
ビニール手袋を装着してくださいね!

おやーじゅさまをじっとみている、花ちゃん、海ちゃん
かわいいですう~^^
Commented by queso at 2011-08-10 08:20 x
お母様のお話を読んで胸が痛みました・・・。
私の母も今は仕事もしていて元気ですが、やはりいつかは
こうした時がやってくるのでしょう。
父は大分前に他界し、母は「寂しい(孤独だ)けれど自由であること」を
口にします・・・。
高齢になってから伴侶に先立たれると、やはりその寂しさは
辛いものがあるのでしょうね。
お友達もだんだんとご病気されたり、会える方も少なくなりますし。
でも、sanaさんにはsanaさんの生活があることも事実。
難しいところですよね・・・。

こんな時、鳥さん達と過ごすひとときは大切ですね・・・。
海ちゃんの尾羽、美しいです。
Commented by sana at 2011-08-10 16:56 x
のりたまさん
お母様、落ち着かれてよかったですね。
のりたまさんのお母様もここまで来るのにいろいろ心の葛藤がおありだったでしょうね。
トシとると、子供にもどっていくのでしょうか?
気が強くて口うるさかった私の母も日に日に頼りなげになってしまって寂しさに震える兎のようです。
家を離れることは無理ですね~。インコより環境の変化に弱いです。^^;
暇をみつけてはちょくちょく顔を出したり、電話をしてあげることしかないですね。
今は父の話になると、しくしく泣き出すので、こちらまで湿っぽくなってしまうので、あまり話さないようにしています。
笑って思い出話ができる日が来るのでしょうか?
やさしいお言葉ありがとうございました。^^
Commented by sana at 2011-08-10 20:00 x
りおんさん
母の寂しさを思うと心が痛みますが、なかなかいつも一緒にいることはできません。
もう私には私の生活があるし。実家を出て20年近く・・・・。
育った家なのに、なんだか落ち着かなくて。たまには泊まっていこうかなとか思うけど、鳥たちの事を考えると、夜になると帰りたくなってしまうんですよね~。
母も、同じように私の家で生活するのは落ち着かないんだと思いますね。それぞれの居場所が出来上がってしまってるんですね。

小太郎のシャンプー、今度実家に行くときに頑張ってみようと思います。詳しく教えてくれてありがとう。
今はおむつをしてるんですが、小太郎はくてぇーっとしてされるがまま。なんとかなると思います。

住んでる人間は小太郎のニオイに慣れてしまって気にならないのです。
私の家も他人が入って来たら、鳥くさーいと思うのかしら?
あと、小太郎は息も臭うんですが、歯磨きしてあげたら改善されるんでしょうか?
どうにか、さっぱりときれいにしてあげたいんだけど。
分からない事があったら、わんこのエキスパートのりおんさんにまたきくかもしれませんが、よろしくお願いします。
Commented by sana at 2011-08-11 09:45 x
quesoさん
女性は伴侶をなくしても、男性より強い、とよく言われますが・・・。
私の母は弱いですね。父がいて初めて自分の存在意義を感じていたようなヒトなので、その父がいなくなった今、体の一部をもぎとられたようなものなのでしょうか。
quesoさんのお母様は、まだお若いから寂しくても「自由」を感じることができるんですね。高齢の母にとっては「自由」はもうないのだと思います。
誰もが高齢になってひとりになったら通る道なのでしょうか?
そうなった時の生き方は人それぞれなのでしょうけど。
今から「ひとり」を力強く生きられるよう、心の鍛錬をしておかなければ・・・なんて思ってしまいます。

鳥たちにまとわりつかれる時間は心が鎮まる時ですね。
動物の持つ癒しの力ってすごいです。
きっと心がまっすぐで純粋だからなのでしょうね~。
Commented at 2011-08-11 12:15 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sanakk at 2011-08-11 14:13
みらいさん
仰るとおりです。
母は何年も前から軽い症状が出ていて、かかりつけの先生から
薬をもらっています。
最近、薬が早くなくなってしまうので一日3回のところを2回に減らしたらしいです。(自己診断で)
そしたら、胸が苦しくなって食欲もなくなって調子悪くなったみたいです。
薬は一度にそんなにたくさん処方してくれないらしいですが、頻繁に病院にもらいに行けば?と言っていたところです。
暑くてしんどいものだから、病院にもなかなか行きたがらなくて。
つらいなら我慢せずに病院に行くよう勧めてみます。
母には明るく前向きになってもらって、また笑い顔が見たいと思いますね。
助言くださり、ありがとうございました。^^
by sanakk | 2011-08-08 15:45 | Comments(9)