懐かしの鰻屋さんは? / インコオウム専門店 他

こないだの休日、おやーじゅが突然、埼玉県は川口市に行こうと言い出しました。
彼は若い時、川口市内のとある所で修業をしていた時期がありまして、当時アパートを借りて一人暮らしをしていたそうです。
20代前半の頃の話で、私もその頃のおやーじゅのことは知りません。
当時は修業の身ですから、朝から夜中まで仕事して大変な毎日だったようです。体にスタミナをつけたい時に近くにあった鰻屋さんによく行ったのだそうです。
大将が一人でやってる小さな鰻屋さんで、店構えはパッとしなくても飛び切り美味しい鰻を出す店でした。
注文を受けてから、じっくりと蒸して焼いて、鰻重が目の前に出てくるまでに30分はかかりました。
私も、新婚のころ2度ほど連れて行ってもらったことがあるので知っているのです。もう屋号も忘れましたが。
ふっくらと厚みのある蒲焼で、タレも甘すぎず調度良い塩梅。わざわざ川口市まで行っても食べたいほど美味しい鰻だったことは覚えています。
20年もご無沙汰しているその店の大将が焼く鰻がたまらなく食べたい、と言い出したおやーじゅ。矢も盾もたまらず川口まで車を走らせて行こうというわけでした。

わざわざ行っても、もうお店は絶対無いよ、と私は言いました。20年前でさえ、60歳くらいに見えた大将。お店だって、こう言っちゃ失礼ですが、その当時すでにかなり古い長屋のような建物の一角だったのです。
「もし、まだやってたら、どーする?」と、望みを捨てないおやーじゅ。
「やってるわけないって。」と言いながら私の口は、すでに20年前の蒲焼の味を思い出していました。
「あのオヤジの鰻屋はまだやってる」「いや、やってない」と言い合いながら、結局私たちは川口市に向かって車を走らせていました。

20年もたつと、街並みは大分変わっていて、道に迷ったり人に聞いたりしながらやっとこさっとこ目的の場所にたどり着きました。
さて、果たしてそのお店は今でも営業していたのでしょうか?

お店があった場所の近くまで行くと、おぼろげに記憶がよみがえり、ああこんな所だったと思い出すことができました。が、しかしその場所は今では、更地になって月極駐車場になっていました。残念!
「ほおら、あたしが言ったとおりでしょ。20年もたってるのにやってるわけないんだよ」と勝ち誇ったように言った私でしたが、実はすっかり鰻蒲焼の口なっていて内心がっかりでした。
まだ諦めきれないしつこいおやーじゅは、歩いている地元のご婦人を呼び止めて、ここにあった鰻屋さんはどうなりましたか?などときいていました。
その方の話だと、もう20年くらい前にお店はたたまれて無くなったそうです。私たちが行かなくなってすぐのことだったようです。

がっくりとして東京に引返す途中122号線のローカルな景色の中で意外なものを見つけてしまいました。
車で通り過ぎまぎわに「えっ」と、何度も振返って見てしまいました。
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こんなところにインコオウムの専門店と堂々とうたってるお店があるなんて。一見、地方にありがちなカラオケスナックかと思いました。
一度は通り過ぎてしまったのですが、Uターンして戻ってもらいました。
店の入り口は小さくて、暗い雰囲気の上、店先には錆びきったケージが2個並んでいたので、なんとなくいやな予感~とおそるおそる入ってみたのですが、あらあら、予想外に中は明るく広くてたくさんの鳥さんがいました。
まずはレジの横に紅コンゴウさん。(非売鳥だそうです)
店の奥のガラス戸で仕切られた中には、びっくりするくらいたくさんのオカメインコたちとウロコインコなどもちらほら。
鳥グッズや餌などもそれなりに置いてありましたが、どうやらこちらのお店は生体販売に力を入れているお店のようでした。特にオカメインコは自家繁殖しているようで、この日もガラスケースの中に生まれたての首も座らないようなヒナヒナが何羽かいました。
鳥たちは細やかに面倒をみてもらえているな、という印象をうけました。045.gif
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かぁわいーい。016.gif店主の方に了解を得て、写真を撮らせてもらいました。
オカメ部屋の手前のオープンスペースには、まだお目目の黒い幼いヨウムちゃんがいました。
写真を撮っていいですか?と店主の男性にきくと、わざわざケージから出してくれました。
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花にもこんなに幼い時があったなぁと懐かしく思いました。
白色鸚鵡たちもいましたよ。
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ケージに貼りついてアピールするタイハクさん。非売鳥。
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興奮して高速横揺れしすぎて残像になってるキバタンくんは、なんと680000円。
さんざん鳥を見て回って写真撮って、手ぶらで帰るのは悪いので、調度切れていたシード類やペレットを購入してお店を後にしました。
川口まで来て、何もなく帰るんじゃなくて、収穫があって良かったです。
店主の方といろいろ鳥話をしました。店主さんの御実家でもヨウムを2羽飼っているそうですが、1羽は珍しい全身赤いヨウムだったそうです。だった・・・というのは、年齢を重ねて換羽を繰り返すうち、グレーの羽毛が赤い羽毛に換わってだんだんと生えてきて今ではところどころに赤が残るだけの斑ヨウムになってしまったのだそうです。赤いヨウムさんというと、とてつもないお値段だったことでしょう。おそらくウン百万円かと・・・?
「すごい金額でお迎えしたのに、今では普通のヨウムですよ・・・」と店主さん笑っておられましたが。
そんなことってあるんですね。
でも、赤いヨウムってなんだか痛々しいから、普通のグレイパロットに戻って良かったのでは、と私は思いました。

ナガシンさんというこのお店、最初はちょっと怪しく感じてしまいましたが、家に帰って調べてみたらちゃんとりっぱなホームページが立ち上がっていました。

鰻は食べられなかったけど、帰り道、中野区は沼袋にある昔から時々訪ねるお店でラーメン食べて帰りました。
GOMAさんという住宅街にあるお店。一見ラーメン屋さんには見えません。
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ネギそば。自家製麺はつるつるとのど越しが良く、なんとも深い味のスープ、絶品です。
一度食べたらリピーターになることまちがいなし。
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チャーシューと豚の角煮もクセになるお味。ラーメン屋さんでありながら、鯛のカルパッチョとかその日によって違う裏メニューががあるのでマスターに問い合わせるべし。
「もっと近ければ、しょっちゅう来るのにね~」とおやーじゅといつも言ってるほどお気に入りのお店です。


さて、やっとこさ我が家の花ちゃまの話。
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ソファかじり防止カバーの隙間に潜り込んで遊んでる花。チャンスです。この上からマットを被せてまんまと花の捕獲に成功しました。
いつものように逃げ惑い、追われまくって、叫んで大騒ぎせずに捕まった花、「行くよー行くよー」と言いながらあんよは力いっぱいグー。
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いつもは保定係のおやーじゅが不在の朝だったのですが、もう凶器と化した花の爪に我慢が出来なかった私は一人で爪切りを強行しました。
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太ももの間にがっつり花を挟み込んで、グーを開いてチョッキンチョッキン。
大型インコのこのあんよ、たまりませんね~。鳥の足が気持ち悪いという人、結構いますけど、私はこの鱗のある恐竜っぽい足が愛しくてたまりません。口に入れて舐め回したいほどです。003.gif

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花への負担も少なく、この日の爪切りは大成功でした。
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爪切りが終わって放心状態の花。おかあさんも指が痛くない。いい子だったね~。

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Commented by ケイ at 2013-05-23 14:17 x
おやーじゅさん、すごい行動派ですよね!思い立ったが吉日、的な(笑)でも鰻屋さん無くなっていて残念でしたね(>_<)無くなったと分かるとますます食べたくなりませんか?そう、レバ刺しのように……(笑)

ヒナヒナなオカメや真っ黒くりくりおめめのヨウム、可愛いですねぇ(*^o^*)あぁ、岩手にも専門店できないかなぁ……(T_T)

うちのハロも爪切りの時は旦那と2人がかりで切ってました。今は備長炭の止まり木を常設しているので、良い具合に爪が削れて爪切りいらずで楽チンです( ̄∀ ̄)
Commented by queso at 2013-05-23 22:01 x
おお~、キューポラ~の街ですよね、川口。
この傍に有名な探鳥スポットがあるので冬場はよく行きました。

そうですか・・・美味しかった鰻屋さんはなくなっていましたか。
昔よく通ったお店がなくなってしまうのは寂しい事です・・・。

最近家の近所の鳥専門のショップも以前より混雑している気がします。
ペットでも、犬や猫の人気は高いままえも鳥は以前より飼う人が
減ったという新聞記事を少し前に読みましたが・・・

ヨウムも幼い時はこうした円らな瞳なんですね。
あどけない顔が可愛いです。

赤いヨウムのお値段、ビックリです!

そして最後の写真の花ちゃん、確かに放心顔ですね・・・
Commented by りおん at 2013-05-24 15:33 x
うなぎやさん、残念でしたね~!!
むか~し食べておいしかったもの、思い出してまた
食べてみたくなること、ありますよね~。
あのお店まだあるのかな~?とか、急に思い出すときもあるし。
でもなかなか、出かけるところまでは行き着かないもの。
sanaさんご夫婦は、フットワークいいですね~^^

をを~!
小さなお店なのに、たくさんの鳥さんとひなぴ。
ヨウムさん、かわいい~^^
優しげな感じから、おんなのこかしら?
店主さん、鳥さんが本当にお好きな方なのでしょうね。

う~ん、またまたおいしそうなラーメン!!
そういえばしばらく食べていないわ~!!

うんうん、わたしはよく放鳥時に止まり木にとまっている
軍ちゃんのあんよをなめちゃいますよ~^^
ちょっとしょっぱいの(。→ˇ艸←)プククッ☆
うん○もついているかも~だけど、いいの❤

放心した花ちゃん、かわいい~❤
おなかの羽、きれいですね~!!
軍ちゃんはずっとはげたままで・・・
羽の生えそろった姿を、忘れちゃいましたよ~TT
Commented by sana at 2013-05-24 16:53 x
ケイさん
そうですね。食べるということに対しては、かなり行動派な私たち夫婦ですね。共通の楽しみはそれしか無いからかもしれません。_ _;
ああ、レバ刺し!また思い出してしまいましたよ。
鰻はまあどこへ行っても食べられますが、牛レバ刺しは食べられませんものね~。懐かしいなぁ~。

インコ・オウム専門店という字をみるだけでテンション上がりますね。予想もしてない場所にひょっこりとそんなお店があったりすると、わくわくしちゃいます。^^
久しぶりにプリチーな幼ヨウムに触れて嬉しかったです~。

へぇぇ~。備長炭の止まり木は爪が削れるのですか?
良い事を教えていただきました。
花のケージにはセメントバーチを常設してるのですがあまり効果はなく、1ヶ月くらいで爪がピッキピキに尖りますの~。(ノД`。)
Commented by ぐ〜るる at 2013-05-25 16:25 x
うなぎ屋さん、残念でしたねー。
それにしても、思い立ってすぐ行動できるのは
すごいですね!
うちなんて、隣の隣町にいくのにも1週間前ぐらいに
計画たてるぐらいなものなので・・・^^;
でも、魅惑的なインコ専門ショップに巡り会えて
よかったですね^^
そんな看板みたら、私もきっとUターンして入ります^^
埼玉県すら未開の地なのですが、確か川口って
東北道の終わりですよね?
頑張ればこっちからもいけるかな〜

花ちゃん、爪切り終わった後の放心した姿がまた
カワイイ^^
確か何度爪切りしてもそんな姿ですよね^^
それほど、イヤなものなのですねー
うちもこたさんの爪切り、したいのですが、
前に一度流血させ、その後からやろうとすると
『ギャーーーー!!』と断末魔の叫びをするので
仕方なく、ネコ用の爪ヤスリでちまちまやすってます...
Commented by sana at 2013-05-26 09:21 x
quesoさん
あれっ?川口ってキューポラの街でしたっけ?私それは川崎だとばかり思ってました~。
どちらも川べりの街ですけどね~。
やっぱり鰻屋さんはなくなってました。
20年の時の流れ感じましたね~。美味しい鰻の味はついこないだ食べたかのように覚えているのに。

鳥を飼う人が減ったのでしょうか?
鳥専門店は、増えてる気がするのですが。
鳥好き人口、絶対増加してると思うけど~。
幼いヨウムを久しぶりに手に乗せました。
真っ黒の瞳、幼鳥の時だけの期間限定です。可愛いですね。
一年くらいで白黒の目になってしまいます。
赤いヨウムは、実物を見たことないのですね。鳥の販売などの
仕事をしていると出会えるルートがあるんでしょうね~。
ふつうはちょっと手が出せないお値段らしいです。
でも、成長とともにノーマルに戻ってしまうとはね~。^^;
Commented by sana at 2013-05-26 09:32 x
りおんさん
はい~、あそこでアレを食べたい!と思った時のフットワークは軽いですよ。今回は、懐かしの鰻が食べたいというのとおやーじゅにとっては昔苦労したころ暮らした街に行ってみたいというのが重なったのかな~。私はそれに付き合わされた感じ~。

このヨウムの幼鳥、私も女の子かな?と思いました。
店主さんもそう言ってました。
この店主さん、たぶん相当な鳥マニアだと思いますよ。
一人でたくさんの鳥に囲まれてお店の中を歩き回ってました。
好きなことが仕事になるって羨ましいことだなぁと思いました。

へっ、りおんさんは、軍ちゃんのあんよ実際舐めちゃうんですか?
うんうん、しょっぱそう・・・。^^
お爪も切ったことだし、私も花のあんよを試してみたいと思います。^^

爪切りの後は、お決まりの放心状態。
この時は、あまりもがかなかったのでおなかの羽もきれいに
そろったままでしたね~。いつもならもっとぐちゃぐちゃになるんだけど。
これから暑い季節、軍ちゃん薄着でもいいじゃないですか~^^
Commented by sana at 2013-05-26 09:42 x
ぐ~るるさん
食に関してだけは、行動早いです。
あれが食べたい!と思い立ったら、その日は大体ソレを食べてます。(笑
でも、お店が無くなってたらどうしようもないですね~。
その代わりに思わぬ発見、インコオウムショップ!川口までわざわざ行った甲斐がありました。
川口、sanaエリアからだと首都高を使えば1時間くらいでついてしまう所ですが、なーんとなくローカル色豊かですね~。

花、何度爪切りしても慣れないですね~。もう諦めです。
なるべく暴れないように負担をかけないように爪切りするのが
課題ですね~。
こたさんはヤスリオンリーなんですね。海もヤスリだけで大丈夫だと思いますよ。
ヨウムの爪は固くて大きいのでやはり先っぽをカットしないと凶器になってしまいますね~。_ _;
Commented by のりたま at 2013-05-26 11:07 x
わ~~、食べたかったですね、鰻!!
鰻って文字を見ただけで
かば焼きの匂いがプンプンしてくるような
気がします。
ほんと、食いしん坊ののりたまです。

ラーメン屋さん、めちゃめちゃおいしそう!
sanaさんとご主人には
おいしい物センサーが付いていて
しかもかなり高性能なんじゃないかと・・・
そのセンサー分けてほしい(・∀・)

インコちゃんショップ、すごいですね。
ひなちゃん独特のにおい、嗅ぎたい!!
ヨウムさん、最近近所のショップでは
見かけられません!!
生ヨウム、見たい~~~~!!

翔のあんよもかわいくってなめちゃいたくなります。
でも、ちゅってするくらいにとどめています。
鳥さんってふわふわの羽根に、爪と口は堅く
あんよはうろこ系、なんだか異素材の集合体ですね。
また、そのバランスが絶妙ですし
かわいいですね。
Commented by sana at 2013-05-27 09:32 x
のりたまさん
そうなんですよ~。食べたい~と思った時から、口の中には
そのお味が、鼻にはその匂いが離れなくなってしまいますよね~。行っても無駄だとは思っていても、五感はすっかりその気になってるんですよね。^^;

美味しい物センサーは、お金や時間を浪費すれば、それなりに研ぎ澄まされていくものですよ。(・∀・;)
どうせ食べて体に脂肪を蓄えていくのなら、美味しいもので胃袋を満たしたいですよね。^^

インコショップの生まれたてのヒナヒナは大切に保育ケースの中で飼育中で、匂いも嗅げなかったんですよ~。
幼鳥のヨウムちゃんは至近距離でクンクンできましたが、あまり匂いはしませんでしたね~。
私も幼いヨウムに触れたのは久しぶりで、興奮しちゃいました~。

セキセイのあんよは細くって頼りなげで可愛いですね。
ピーちゃんは常に高速で動いているので舐めることなんてできませんが。
確かにそうですね。異素材の集合体!可愛いパーツを無理やりくっつけたような奇跡の生物なんだわ~。鳥って!^^
Commented by あき at 2013-06-13 22:56 x
こんばんは。はじめましてです。
うちにも我が家に来て3年目になるヨウムちゃんがいます。うちの子とっても臆病なんですが、花ちゃんはそんな事ないですか?最近はドアを開けててもゲージから出てこなくなっちゃって...どうしたもんかとちょっと心配です(´・_・`)
by sanakk | 2013-05-23 09:44 | Comments(11)

平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります


by sanakk