秩父温泉・長瀞・川越 プチぶらり旅2

秩父温泉長瀞の旅二日目の朝は、前日とはうって変わって朝からよく晴れて暑くなりそうな予感。
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旅館の部屋のベランダからの景色です。見晴らしがいいですけど、これでも2階の部屋です。
まだぐーすか寝ているA子を置いて、早朝の露天風呂をひとりで愉しんできました。
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朝の空気と露天風呂、私だけの貸切。贅沢だなぁ~幸せだなぁ~としみじみ・・・。
お風呂から部屋にもどるとA子もさすがに起きていたので、さあ、朝食です。
普段は、コーヒー一杯でほとんど朝食は摂らない私ですが、旅先では不思議と朝からお腹が空いて食欲がありますね。据え膳だからでしょうか?

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正直、前夜の夕食より朝食の方が美味しいくらいでした。麦ごはんと脂ののったしゃけ、黄金の組合せ。
朝からお膳に固形燃料のうえの小さなお鍋がぐつぐつしてるので何だろうと思ったら、自家製のお豆腐を作っているのでした。
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出来立ての温かいお豆腐、美味しかったです。

朝からガッツリ食べた我々は、宿に荷物を預けチェックアウトだけは済ませました。
長瀞でまだやる事があるのです。
この日は、ちょうど船玉まつりの日でした。
このお祭りは、船下りの船頭が水上の安全を祈願したのが始まりと言われていて毎年7万人ほどの人出があるそうです。確かに前日よりさらに朝から観光客が多かったです。
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前日、旅館のベランダから見えて、何の準備だろうと思っていた景色は↑、川に流す灯篭の準備だったのですね。
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(↑長瀞町観光協会HPから拝借しました)提灯を付けた船が荒川を行き交い、3000発の花火もあがるという結構盛大なお祭りのようです。
残念!この日の宿泊にすればよかった!と思ったけど、きっと宿の予約は取れなかったでしょうね。
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観光客は午後に向かってどんどん増えてくると予測して、朝一番にライン下りを申し込みました。
マイクロバスで少し上流まで行って、元の場所まで下るという約3キロの川下りです。
昔、おやーじゅと知り合ったばかりの頃、確か2度目のデートで長瀞に来てこのライン下りをした思い出があります。うーんと・・・うわぁ、23年前だ!005.gif
早めに行動したのがよかったのか、そんなに待たずに船に乗ることができました。
午後になると観光客が多すぎてライン下りの運行中止になってしまうかもとのことなのでよかったです。
船に乗るまで列に並んでいると、携帯に実家の母から電話がかかってきました。
長瀞に来ていることは、母に知らせてありました。
思った通り「あんた!まさか川下りするんじゃないだろうね!」と母開口一番。
「危ないから絶対やめなさいよ。今年は水難事故が多いんだから。」だって。相変わらず心配性の母です。
娘がいくつだとおもっているんでしょう。そんなこと心配されるようなトシじゃないんですけどね。
母を安心させるために「はい、はい。乗らないから安心して。」と、電話を切って、船に乗り込みました。011.gif
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船頭さん、いなせですね~。
ずっと向こうの鉄道橋を渡る電車がSLだったら、絵になったのにね。
長瀞の地名の由来は、この辺りの荒川がとろとろと穏やかに流れているから、だそうです。
でもけっこう、ざっぱーんとお水がかかってくるポイントもあるんですよね。川幅を調節してわざとそういうコースをつくっているのでしょうか?
私たちは一番前の席だったので、「そろそろ、水がかかりますから気を付けてください」と船頭さんに言われると、「キャー!」とビニールを被って、まるで若い女の子のように黄色い声をあげました。012.gif
でも実際は、ざぶんと跳ね上がったお水は我々の足元を濡らす程度。(その日の流れの速さ、水量によって違うのかもしれません)
「なーんだ、たいしたことないじゃん」とA子がつぶやくと、船頭さんは「でも、水がかかったらかかったで、お客さん怒るんですよ~。難しいんだから。(笑)」だって。
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左が天然記念物の長瀞の岩畳。右は秩父赤壁と言われる断崖絶壁。まさに自然が作り出した芸術品ですね。素晴らしい景色です。
この日は、外国人観光客も多くて、川に飛び込んで遊んでいました。船の上の私たちを見つけるとフレンドリーに笑顔で手を振ってくれました。

ライン下りを愉しんだ我らは、その後、国指定の重要文化財の旧新井家住宅を見に行きました。
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270年ほど前に建設された古民家です。新井家は江戸時代の名主だったといわれています。
確かに立派なお宅でした。わたしは古い住宅を見るのが大好き。(たとえそれが廃墟だったとしても)
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仕事の関係で、最近日本でも数少ない茅葺職人だという男性と話す機会があったので、余計に興味がありました。確か、この家も移築復元に彼が携わったのではなかったかしら?
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昔の厠。むかしはトイレが家の外だったのですよね~。夜、用を足すのは怖かっただろうな。

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昨日、私たちがかき氷を食べた店、この日は朝からこの行列でした。
確かに二日目のほうが、猛烈に暑くてかき氷日和ではあったけど・・・、前日に食べておいてヨカッタ。

さてっと、そろそろ長瀞ともお別れです。
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長瀞駅に行くと、グットタイミング!ちょうどホームにSLパレオエクスプレスが入ってきました。
久しぶりに観る蒸気機関車、黒煙を上げてプォーッと鳴いて、かっこいいですね。
見る見る間に人だかりができて、みんな「撮り鉄」になってしまいました。
このパレオエクスプレス、熊谷~三峰口間を一日一回往復しているそうですよ。
我々は反対側のホームから、秩父鉄道に乗って寄居まで行きます。
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さようなら、長瀞。また来ることがあるでしょうか。主な観光スポットが、駅をおりて徒歩圏内に集まっていて一泊二日の短い旅にはピッタリの場所でした。


そして、寄居から東武東上線に乗り換え、ぶらりと立ち寄った街は小江戸川越。
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こちらも長女が小さい時に訪れて以来ですからずいぶん久しぶりですね~。やはり電車で来たのは初めてだったので川越市駅から蔵造りの街並みあたりまで到達するのに結構歩くのには驚きました。
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いやそれにしてもこの日は暑かった。時の鐘あたりまで歩いて来た時にはすでに汗びっしょりでふらふら。
穿いていたジーパンが汗を吸って重たく感じるくらいでした。
お昼ご飯も食べてなかったのでどこかとりあえず冷房の効いているお店に入ろうとしても、どこも店先に何人かのお客さんが並んでいます。
炎天下を歩きすぎて私たちがもしウルトラマンなら、胸のカラータイマーがピコンピコン鳴り響いて警告している状態。
もうどこでもいいからすぐに入れるお店はないのー?っとふと見ると人ひとりが通ったらいっぱいくらいの小さな路地の奥に何やらお店らしきのぼりが立っていました。
本当に見落としてしまいそうな路地奥は道が広くなっていてそこには結構大きな構えのお鮨屋さんがありました。
幸すしさん。すんなり涼しい店内に通され、生き返る私たち。まずは生ビールに喉を鳴らし、ぎりぎりランチタイムのバラちらしセットをいただきました。
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ほっと気分が良くなって私はビールの後、冷酒も一合だけいただきました。
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大吟醸初孫。A子は川越の地ビールCOEDO。
いつまでも涼しいお店で呑んでいたいけどそういうわけにもいきません。せっかく小江戸川越に来たのだから。
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菓子屋横丁まで来るとなぜか民家の敷地内にあったハシビロコウの大きな像。
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そしてなぜか巨大な五円玉に乗ったカメレオン(?)
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       店先の鯉が涼しげ・・・・。
昔、幼い長女を連れて来た時、菓子屋横丁の飴細工のお店の前で足が止まり動かなくなってしまったのを懐かしく思い出しました。どうしても欲しいという娘に高~い鳥の飴細工をおじさんに作ってもらったなぁ。
当時に比べると、街並みの景観を統一するように建てられた新しいおしゃれなお店も増えていましたね。
路地にあるフランス人の男性がハンドメイドのアクセサリーなどを売っている小さなお店で見つけてつい買ってしまいました。↓
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エアコンや扇風機の風が当たると羽部分がくるくると回って可愛いです。
店主のフランス人男性に拙い日本語で「トリ、スキデスカ?」と聞かれたので「家にたくさん鳥がいます。」と言ったら「ソレハ、イキテルトリデスカ?」と聞かれました。
生きてる鳥に決まってますがな・・・。041.gif

西日が強くなってきた頃、ぼちぼち家路につきますか、となりました。また川越市駅までの道のり、汗を吸って重くなった服と疲れて重くなった足を引きずってつい無口になる私とA子でした~。
二日目の暑さは堪えましたが、それでも愉しい二日間でしたよ。暑かったのもまた夏の思い出。
一泊二日のショートな旅っていいなぁ、と今回思いましたね。残してきた家族にあまり負担をかけることもないし(鳥の世話とか)、気楽に行って来れて、短いだけに楽しさがぎゅーっと凝縮された充実感がありますね。

A子とまた近いうちにどこかへ行こうねと言って別れて、地元の駅まで帰ると、なんとその日は地元の河川敷でも花火大会が開催される日でした。
花火を見に来た群衆をかき分け駅を出て家路を急いていると、帰りつく前に夜空にどどーんと花火が上がりました。
玄関で靴を脱ぎ飛ばして、冷蔵庫に直行。ビールの缶をプシュっと開けて屋上に駆け上がると、すでに長女が屋上で花火を見ていました。
「おかえり」「ただいま」
プチ旅行締めくくりは、家の屋上から見る大輪の花火。
それは、私の2014年夏のエピローグ。
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さてさて、二日間留守にしていた私の帰宅を心待ちにしていてくれたはずの花。
A子と旅館の夜、ネール遊びをして派手にアートされた私の爪を見てドン引き。けして指にとまってくれませんでした。
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二日ぶりにベタベタしようと思ったのに。花は私には寄り付かず、ケージへ帰ってしまいました。

ところがその翌日から、また二日間私は実家に泊まりに行っていて留守にしました。
そして帰ってくると、今度は手のひらをかえしたように甘えてくる花でした。
爪はまだ剥がすのもったいないのでそのままでした。あんなに怖がっていたのに。
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4日間も放っておかれて、爪ごときに怖がっている場合ではないぞと花も思ったのでしょうね。甘えられる時に甘えておかないとって。
花の考えてることが分かりやすくて笑っちゃいました。

秩父温泉・長瀞・川越 プチぶらり旅 おしまい。
長い長い記事、最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。040.gif


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Commented by りおん at 2014-08-25 16:41 x
わあ~^^
楽しいご旅行でしたね~^^
気心知れたお友達と、ちょっぴり懐古的な風景の中を
散策したり・・・
いいなあ~憧れます~!!

おうちの屋上からの花火も、うらやましいです~^^
うちも屋上があったら、見えるはずの花火が
いくつかあるんだけどな~^^;

花ちゃん、ネイルアートを怖がっていますね~^^;
花ちゃんカラーのネイルなのにね^^
うんうん、わたしも思いました!
sanaさんがいるときに、ちゃんと甘えておかないと
またいなくなっちゃうかも~!って
思ったんじゃないかと~^^
ヨウムさんって、いろいろと考えますよね~。
そういうところが本当に感心するというか・・・
かわいいですよね~❤
Commented by sana at 2014-08-28 10:05 x
りおんさん
長い旅行記読んでくださってありがとうございます~。^^>
温泉旅行はひさしぶりで、楽しかったですよ。
長い旅だと、事前準備や留守中の段取りなど出かける前に神経使って疲れてしまいそうだし、旅行中も鳥たちのことなど気になりそうだけど、二日くらいの短い旅行は気楽でいいですね。^^
そして家に帰ったとたんドカーンと花火。良い流れでした。^^
夏になると、あちらこちらで花火大会開催しますから、花火は見えなくても音だけ聞こえてくるとかありますよね~。
sana家では、もっと川の上流の花火大会や横浜の花火大会なども臨場感のある音だけは聞こえますね。

確かに~。写真のネイルはヨウムカラーですね。^^
最初のビビりようからガラリと変わって自分から寄ってくるので
花の気持ちが手に取るようにわかりましたよ。
本当は嫌なんでけどそうも言ってられないわ~って感じが。
苦手なものをそう簡単に受け入れるタイプじゃないこと、分かっているだけに、健気だなぁと思いました。^^
Commented by queso at 2014-08-28 12:59 x
長瀞旅行記、愉しく拝見させて頂きました。
朝風呂は心地よいですよね・・・。
まさに非日常気分を味わえて、贅沢なひとときです。
私も温泉に行きたくなりました。(^^)

川越はこの時期、やはり暑さが厳しいですよね。
でも以前と大分町並みも変わって飲食店もお洒落な店が
増えましたね。
私も昨年母と出掛けお酒とお蕎麦を愉しみました。

ハシビロコウの置物、更にカメレオン・・・ユニークです。
小鳥のアクセサリー、可愛いですね。
センスがやはり日本のものと異なります。
花ちゃん、今はきっとsanaさんにべったりなんでしょうね。
Commented by sana at 2014-08-31 07:44 x
quesoさん
長い旅行記、お付き合いくださってありがとうございます。__
近場の観光地でも1泊2日の非日常、じっくり楽しみました。
大人の小旅行は若いころのそれとは、また違う面白さがあるものです。^^

2日目の川越は暑かったですね~。前日が涼しかったので
余計に堪えました。
そうそう、お母様との川越散策の記事覚えておりますよ。
美味しそうな鴨を召し上がってましたよね。^^
川越は鰻屋さんも多いですね。でも、季節柄どの店も列が
出来ていて、暑さゆえ並ぶのも無理でした~。
昔、訪れ時よりさらに観光地化して若いカップルも増えてるような気がしましたね。

鳥たちがかわいそうなので、やはりネイルはやめました。
花、心置きなくべたついて来ますよ。^^
ここ数日涼しいので、まとわりつかれても苦になりませんね~^^
by sanakk | 2014-08-24 10:50 | Comments(4)

平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります
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