ヨウムな生活

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平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります

ハルの思い出。不思議な出来事。


幼い娘と写っているこの子は、花ではありません。ハルといいます。
我が家の一代目ヨウムでした。
お迎えして2ヶ月あまりで旅立ちました。
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背中がつるつるした子でした。
おっとりとした、やさしい子でした。
今から4年前の冬に生後4ヶ月でお迎えしたのでした。
お迎えしてすぐ健康診断はしたのですが、その時点では異常無しでした。
ペレットをもりもりたべる大食漢で、そのまま元気に育つと信じていました。
よく、止まり木からぼてーんと音をた立てて落ちる子でした。
まだ、幼鳥なのだから、しょうがないくらいに思っていました。
調子が悪そうに見せたのは突然でした。トリは隠しますからね。
止まり木から落ちてばかりいる時に、気づくべきだったのです。
仕事を休んで横浜小鳥の病院に連れていきました。
血液検査の結果、極度の貧血で、健康な数値の10分の1くらいだったです。
人間ならふらふらで立っていられないくらいだって。即、入院でした。
それから2日後の朝、ハルは逝ってしまいました。
仕事が終わってから、様子を見に行こうとハルの好きなペレットと果物を持って職場に行ったら、連絡があったので、最後を看取ることは出来ませんでした。

夕方、家族で最後のお別れに病院に行きました。
もちろん涙涙のお別れです。

極度の貧血のせいで多臓器不全を起こしたのですが、原因が解らず、担当の先生に
是非、珍しい症例なので調べるために獣医大学に検体に出していただけないかとお願いされたのです。
ハルの死の原因が解るのなら、今後のトリの医学のためになるのならと検体に出すことにしました。

最後にハルの亡骸と対面した時、ハルは大学病院に送られるため、きれいにガーゼに包まれ冷蔵されており、横浜小鳥の病院特有の消毒薬のようなニオイが印象的でした。

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こんなに、幼いハルは、これからたくさんお喋りを覚えて、我が家の家族として愛されて生きていくはずでした。

ハルの死にまつわる不思議な話があります。

ハルの検死結果はなかなか大学病院から届きませんでした。
2ヶ月近くも経ったころでしょうか。家族で外出先から車で帰っている時のことでした。
車が家に近づくにつれて、車中にあの忘れもしない病院のハルの亡骸に漂っていた消毒薬のニオイが強くなっていくのです。
絶対に確かに・・。家の前についたときには、疑いようもないくらいにはっきりとあのニオイがしました。
家族にきいても、それを感じているのは不思議なことに私だけなのです。

そして、郵便受けの中には大学病院からの検死結果が届いていました。
コレは、なんでしょう?
どう考えても、大学病院からの手紙といっしょにハルの魂が私のもとへ帰ってきたとしか思えません。
私にはおよそ霊感などないし、霊的な体験をしたこともありません。
(死んだばあちゃんが一周忌に夢に出てきたことはあるけど・・)
でも、このことはハルが帰ってきたのだと今でも私は信じています。

この、3ヵ月後、花がウチにやってきました。
ハルはきっと、花といっしょに今も私のそばにいると思いたい。

解剖の結果は、やはり原因不明でした。先天性の異常とも考えられるとのことでした。
寒い季節の保温が足りなかったのかもしれない。
差し餌をもっと続けるべきだったのかもしれない。
後悔することは、たくさんあります。今でも・・・。


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コレは花です。
元気でおてんばで極悪破壊魔でおちゃめで・・・。よかった。ここまで元気に育ってくれて。
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離れたくないと片足で指をにぎって離さない花。
離れないよ。離さないよ。
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Commented by かつをどり at 2007-12-09 11:50 x
こんなに素敵なヨウムさんがsanaさんの所で暮らしていたのね。
これからどんな風に語ろうかお互いのどんなことを伝え合おうかとわくわくして、未来を想像して。
そんな時期に亡くなってしまったのはどんなにか淋しくて辛かったことでしょう。
きっとsanaさんの想いの強さが通知の到着を察知したんですね。
ハルちゃん、すごく綺麗な眼をしてる。
純粋さや愛すべき存在を体現しているこんなにも綺麗なハルちゃん。
また想いが蘇ってくると思うけれど…
ハルちゃんがいたからこそ、花ちゃんとの出会いがあったんですよね。
ハルちゃんがsanaさんに花ちゃんを紹介したのよ。
一緒にいるからよろしくね、後悔なんか必要ないよ、花ちゃんがいるからって。
sanaさんがどんなにいっぱい愛を持ったひとか、きっと花ちゃんも一緒にいた時間以上に知ってます。
ハルちゃんにも聞いたし、海くんも知ってるし、みんなそういうことを察知するから。
sanaさんがハルちゃんの通知を受け取ったように。
Commented by デンママ at 2007-12-09 15:03 x
はじめまして。
花ちゃんを含む全ての鳥のファンのデンママと申します。

ハルちゃんのお話し、涙なくては読めませんでした。

体調が悪い、仕事がうまくいかない等々、理由をつけては家の鳥達の面倒をロクにみない私には心に突き刺さる思い出…

今一緒にいるのが当たり前と思わずに、できる限りの愛情を同居鳥達に注ぎたいと反省しきりです。
Commented by アオ at 2007-12-09 16:33 x
花ちゃんの前にハルさんがいたとは知りませんでした。
いろいろな思い出があったんでしょうね。楽しかったことも悲しかったことも
その全てが今に生かされているのですよ、きっと。
ハルさんもsanaさんのところへ早く帰ってきたかったという思いが
一番先にsanaさんへにおいで教えてくれた。
そういう風に思われていたなら幸せ!不思議だけど嬉しい思い出だね。
Commented by sanakk at 2007-12-09 22:50
かつをどりさん、、こんばんは
ハルとの思い出は2ヶ月間のことであり写真も映像も少ししか残っていません。、4年経った今では、花の幼鳥時代とつながってハルと花がひとつになってしまいそうな時がありますが、ニオイの不思議な体験は鮮明で、確かにハルが2ヶ月間私のそばで生きていたのだと思わせてくれます。
かつをどりさんにそんなふうに言っていただくと、そうか、ハルが私と花を会わせてくれたのか・と、とてもほっとした気持ちになり、小さな子供のようにしゃくりあげて泣きたい気分になりました。
ありがとう・・、ブログに書いてよかったと思いました。
Commented by ルー at 2007-12-09 22:54 x
本当に、命はわからないね。
だってきっとね、鳥のスペシャリストだって、お医者さんだって、
運命は変えられないよ。
でも、大事にすること、愛することは、長い短いじゃないし、
どんな鳥のベテランだって、ハルちゃんとsanaさん、という親子のような愛情をかわることはできない。
同じその病をもって生きていたのなら、お店にいるより、他のひとのおうちより、sanaママのとこがよかったんだよ。
花ちゃんが、ギュ~ゥゥ、するとき、ハルちゃんも花ちゃんにとけ込んで、ママだいすき、っていってるのかもね。

たくさんの不思議をくれるね、一緒にくらすいきものは。
そういう、科学でも特定の宗教でもない、不思議、神秘って、
すごく大切だと思うよ。
Commented by sanakk at 2007-12-09 23:06
デンママさん、こんばんは
はじめまして。来ていただいてありがとうございます。
私もそうですよ。普段は、日々の忙しさにかまけて、鳥たちとのスキンシップもいいかげんになったりします。一緒にいるのが当たり前になっています。
時々、こうして逝ってしまった子達を思い出すことは、今生きている子達を大切にしなければと気持ちをひきしめるためにも良いことですね。
デンママさんは、どんな鳥さんと生活しておいでなのでしょう?
きっと鳥が自然に生活の中に溶け込んでいる暖かい毎日なのでしょうね。
Commented by sanakk at 2007-12-09 23:19
アオパパさん、こんばんは
そうなんです。ハルとの2ヶ月の経験が今の花との生活の基礎になっているかもしれません。
ニオイの経験は、今でも不思議です。でも、ハルが私の元へ返りたくて返ってきたのなら、とても素敵な知らせ方ですよね。
それをキャッチできてよかったと思います。
Commented by sanakk at 2007-12-09 23:36
ルーさん、こんばんは
そうですね。短い一生だったけど、最後の2ヶ月をわたしのところへ来てくれて、幸せだったのならいいなぁ。
命って人間も同じだけど、明日の保障なんてありませんよね。
こうして、イキモノと長いこと暮らしていると、生と死は背中合わせで命は消える時はとても儚く簡単に消えてしまうけど、同時にとても強く尊いものだと教えられます。
ハルの命がとけこんだ花との生活、幸せなんだとかみしめて大切にしないといけませんね。
Commented by vanilla at 2007-12-10 15:23 x
ハルちゃん、とても幼かったんですね。
今後のトリの医学のためにと検体に出されるのもとても悩まれただろうと思いますが、そのsanaさんの思いをハルちゃんは果たして帰ってきた報告だったんでしょうね。

Commented by sanakk at 2007-12-10 17:45
vanillaさん、こんばんは
はい、とても悩みました。でも、もし発見されてない病気が原因だったり、その治療法を発見できたりするのであれば、ハルの死を意味のあるものにできると思いました。
ハルの遺骨がそばになくとも、絶対に忘れませんから・・・。
報告が届いたことをニオイという形で私が予知したことは、不思議ですけどやはり、ハルが帰ってきたことを知らせたとしか思えないんです。
Commented by さはら at 2008-01-19 00:45 x
きっと天国からみまもっていてくれるよ涙が出ました
Commented by ルイ at 2017-04-07 09:52 x
私も、昨年5月5日にお迎えしたヨウムのからしが先週旅立ちました。
同じく突然の死で、2か月前に受けた鳥ドックでは全く問題のない健康な子でしたが、ふと思い返せば、亡くなる1~2週間ほど前から止まり木からよく足を踏み外していました。
突然の死は受け入れるのに時間がかかりますが、ハルちゃんも天国で幸せに遊びまわっていることを願っていますし、それ以上に、花ちゃんも元気で楽しく幸せに暮らして行ける事を願っています!!
Commented by sanakk at 2017-04-12 09:45
ルイさん
お返事が遅れ申し訳ありません。
ヨウムさんの突然の死、残念でしたね。やはり止まり木から
おちていましたか~。うちもそうでした。
幼いヨウムはまだ病気になり易く、突然体調を崩すこともよくあることと
聞きました。
しばらくは悲しい思いをされることでしょうけれど、天国に旅立った
からしちゃんが新しい出会いに導いてくれるかもしれません。
ウチも天国のハルが今現在12歳になったヨウム花と出会わせてくれた気がしています。
古い記事にコメントくださりありがとうございます。
by sanakk | 2007-12-09 01:10 | Comments(13)

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