早春、京都旅行 3

短い滞在期間に予定ツメツメ京都旅行も3日目になりました。この日は夕方5時過ぎの新幹線で東京に帰らなくてはなりません。
最終日は、貸切タクシーを手配してありまして京都のまだ行ってない観光スポットで気になっているところを回ってもらうことになっていました。
朝、10時にホテルのチェックアウトを済まして外に出ると、すでに貸切タクシーは玄関の前で待ち構えていて、ドライバーは私やA子とほぼ同年代の女性でした。
とても気さくでよくおしゃべりする方で、京都というよりは「大阪のオバチャン」て感じの人。これから半日の観光が楽しくなりそうな予感。
私たちが、その日行きたいところを伝えると、バラけた場所にあるけどどうにか回れますよ、と請け合ってくれました。
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まず最初に向かったのは、伏見稲荷大社。赤い千本鳥居で有名な稲荷神社ですよ。全国各地に数えきれないほどある「お稲荷さん」の総本宮が伏見稲荷大社だそうです。
(この日はドライバーさんがガイドをしてくれたので、3人そろってたくさん写真を撮ってもらえました。)
お稲荷さんといえばきつね、ですよね。野山に居るきつねではなく、人の目には見えない百狐(びゃっこ)さんなのだそうです。
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このびゃっこさんがくわえているのは何でしょうね?
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千本鳥居は大賑わいでした。奥社奉排所まで続く最初の鳥居の路は2本あるのですが、この日は片方が撮影の為通行止めになっていました。TVや映画の撮影はしょっちゅうなのだとガイドをしてくれたドライバー女性が教えてくれました。鳥居と鳥居の隙間に顔を押し付けて隣の鳥居道を見ると、どうやら振袖を着た若い女性が歌いながら歩いているところを撮影していました。演歌歌手のPVか何かでしょうか?

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おもかる石です。灯篭のてっぺんの石を持ってみて、予想していたより重いと感じたら、願い事叶えるのは難しく、軽いと感じたら願い事はたやすく叶うと言われるもの。
私は、すごく重く感じました。そりゃ重いですよ。8Kgもあるらしいですから。願い事、叶わないんでしょうか?008.gif願い事?なんだろ・・・。
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隙間から差し込む光とどこまでも続く朱色の鳥居、いい感じですね~。これらの鳥居はすべて法人や個人が奉納したもの。
当然、場所と大きさで奉納金にはランクがあります。
さて、現在、千本鳥居の一番先頭で一番大きい鳥居は誰が奉納したものでしょう?(神社の入り口に近い前の方は、誰でも知っている大企業ばかりです)
正解:広告代理店の大手、電通さんでした。

伏見稲荷大社を後にした我々は、ドライバーの女性とおしゃべりしながら、宇治川沿いのみちを走り平等院にやって来ました。宇治は、京都市街からちょっと離れているので回れるかなぁ~と思っていたのですが、ドライバーさんが頑張ってくれました。
平等院鳳凰堂は、何故昔から十円玉に刻まれているのでしょう?
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池にその姿を映した景色は、やはり神々しい日本美を感じます。こちらは昨年、塗替え工事が行われたばかりだそうです。稲荷神社に比べると朱色が落ち着いた色でいいですね~。
古い建築物、生で観た時の荘厳な美しさはスマホのカメラで撮ると全く伝わらないのが悔しいです。
鳳凰堂の内部も見学できるのですけど、そちら1時間以上待ちとのことで時間のない我々は池の対岸から遠く阿弥陀如来坐像のシルエットを拝むだけでした。
そのかわり、平等院に伝わる様々な宝物を展示している博物館をドライバーさんのくわしい説明付きで回ることができて有意義でした。(京都の貸切タクシーのドライバーさんは各神社仏閣の詳しい知識も必要なのですね)
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ドライバーさんの顔で、平等院近くのお茶屋さんの駐車場に無料で車を止めさせてもらったので、そちらのお店の抹茶ソフトを買いました。
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お抹茶の粉がそのままふりかけてある抹茶アイスは初めてです。

平等院を後にした我々はドライバーさんの運転技術と知識に頼ってとっとと次の目的地に向かいました。限られた時間を有効に使わなくてはいけません。
宇治から北上し、次にやってきたのは、何度か京都に来ているA子も私も初めての将軍塚青龍殿。
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こちらは去年増改築されたばかりです。
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京都の街を一望できる大舞台も以前より新しく大きくなっているそうです。
季節柄、少しかすんでいましたが素晴らしい展望でした。鴨川がYの字になっているところまでしっかり確認できました。
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その昔、桓武天皇はこの位置から京都盆地を見下ろし、都にふさわしいと判断し遷都を決意したのだそうですよ。当時は何もないただの平原だったのでしょうか。
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京の都を守るために天皇が高さ2.5mの将軍の像を塚に埋めさせたということからこの地が将軍塚と呼ばれるようになったのだそうです。

さてさて、この辺りでお昼も大分過ぎましてお腹がペコペコの我らを察してか、ドライバーさんは京都の台所錦市場に連れて行ってくれました。
大分観光地化しているとはいえ、地元の方もたくさんいらっしゃって平日だというのにこの商店街は大変なにぎわいでした。
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雑多な商店が軒を連ね、京都独特の食文化も垣間見ることができてワクワクしてしまいました。私は、ココが一番楽しかったかも。
途中、京漬物や生麩などを購入しました。
商店街の中の屋台のようなお店で、うどんやら京お好み焼きやら焼鳥やら昼間からビールと共に流し込み、お腹いっぱいになりました。

錦市場の終点、アーケードが途切れたあたりで電話をすると近くで待機していてくれたタクシーがすぐにやってきて我らを拾ってくれました。頼もしいですね。
さて、約束の16時にJR京都駅まであと1時間を切っていました。
最後にドライバーさんは、俳優佐々木蔵之介さんの御実家である造り酒屋、佐々木酒造につれて行ってくださいました。
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杉玉がぶら下がって、レトロな店構えに風情があっていいですね。
ちなみにこの杉玉の意味は、新酒ができたことを知らせるものだそうですよ。杉の葉先で作られた杉玉は最初は緑色ですがだんだんと枯れて茶色に変化していく様が、お酒が熟成していることを表しているのだそうです。
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瓶の日本酒を自販機で買えるなんて・・・東京では見たことないですね~。
京都の水は柔らかくて、その水で作られたお酒は飲み易く、本当の酒好きには物足りなと言われますが、せっかく来たのだからひやかしだけじゃなくて、何か購入しようと、お店に入って試飲させていただきました。
お店の人に言えばどのお酒も試飲させてくれます。しかも小さなコップになみなみと・・・。
たくさん試飲させていただいて、すっかり酔っぱらっちゃいましたよ。
お土産用と自宅用に大吟醸「古都」の小瓶を何本か購入いたしました。日本酒通ではありませんが、結構好きな私には、若干甘口ですがまろやかで美味しかったですよ。
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蔵之介さんにはあえませんでしたけど~003.gif、話のタネになりました。

2泊3日の京都の旅、あっという間でしたけど楽しかったです。
ほぼ目標通りの観光を消化しましたし、最終日のこの日はタクシードライバーのガイドさんがいてくれたおかげでとても充実していました。
実は次女YUKAは、京都旅行の数日前に帯状疱疹を発症いたしまして、行けるかどうか危ぶまれていたのですが、とても楽しみにしていたので痛み止めを飲みながらの強行参加でした。
しかし、この忙しい3日間のうちにすっかり良くなってしまいました。ふつう帯状疱疹ってそんなに早く治るものじゃないんですけどね。若さと根性でしょうか~。

JR京都駅に着いた時は、約束の時間を大分過ぎていましたが、ドライバーさんは「いいですよ~」と言って追加料金も無く、とてもいい人でした~。
この後17時過ぎの新幹線に乗って我々は、東京の日常へと戻って行ったのでした。

長い長い旅行記、お付き合いいただいた方、ありがとうございました。
さぁて、今度はどこへ行こうかな~。039.gif

早春、京都旅行 おしまい            

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by sanakk | 2015-03-30 12:00 | Comments(2)

卒業式

昨日は長女AMIの卒業式でした。
4年なんてあっという間でしたね~。
就職も決まって、無事に卒業できて良かったです。
大学総長は、今年の卒業生たちのことは忘れられないでしょう、と仰っていましてた。
なぜなら、今年の卒業生たちの大多数が2011年3月11日の東日本大震災の年の新一年生だからです。
震災が起き、福島原発事故が起き、電力不足となり日本中が自粛ムードの中、入学式は中止になり、新学期も1ヶ月遅れ、ゴールデンウィーク明けからとなりました。そんな事は過去に無かったそうです。
そんな年の新一年生が、無事卒業の日を迎えたことが感慨深いと仰っていました。
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思えばこの4月から新社会人となる1992年生まれの若者たち、不運な事が多かったです。
だからこそ、世の荒波を強い気持ちで生きて、それぞれが求める幸せをガシっと掴み取ってほしいものです。

ほとんどの女子学生が着物袴姿だったのに、AMIは袴は着たくないと言ってリクルートスーツで出席しました。変わった子です。
華やかな色合いの女子学生の中で、黒いスーツで化粧気も無いAMIは人ごみの中に沈んでいくようで母としては残念な気持ちになりました。
社会人になったら、もうちょっと女子力アップさせてほしいものです。
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私も大好きだった歴史ある建物が多く残る趣のあるキャンパスにも、娘が卒業してしまえばそうそう来ることも無いでしょう。
たくさん写真を撮りました。
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今は記念館になっている旧図書館の前で。
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卒業生の特権を生かして、いつかこの素敵なチャペルで結婚式を挙げてくれればいいのに・・・夢のまた夢かなぁ~と、遠い目になる母なのでした。

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by sanakk | 2015-03-26 09:39 | Comments(6)

早春、京都旅行 2

京都二日目の朝、ホテルでバイキングの朝食を摂った後、さっそく前夜計画した通り、その日のプランを消化すべく我々は出発しました。
この日は、お天気にも恵まれ、前日よりかなり暖かかったです。私は着てきたモッズコートのライナーを外しました。
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まずは、ホテルの真正面にある路地から行ける本能寺。
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焼失と再建を繰り返してきた本能寺、京都市役所のすぐそばのこの地に秀吉が移転させたのは5回目の再建だったそうです。
その後も2回焼失して、現在のこの本堂は1928年に再建されたものだそうです。
背景に長い歴史があるのに、重文に指定されていないのは、近代に再建された建物だからでしょうか。
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信長のお墓の前で。信長の太刀がおさめられているそうな。
また本能寺には7つの塔頭寺院(たっちゅうじいん)が境内にありますが、ひとつひとつがとても立派な独立したお寺です。歴史のありそうな古い建物。でも、そのお寺の前に子供乗せ専用電動機付自転車がおいてあったりして、若い僧侶家族が生活している匂いがぷんぷん。
それらの塔頭寺院の中の生活を見てみたいと思いました。生活スペースは、超近代的にリフォームされているかもね、なんて話しながら本能寺を後に。
さて、これからがこの日のメインプラン。ホテルの前からバスに乗って向かったのは金閣寺。
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京都に来たら、ここに来なくちゃ、ですよね。
教科書で散々見てきた金閣寺を、生で初めて見たYUKAは大はしゃぎ。
この日のメインプランは金閣寺から仁和寺までの世界遺産を巡る「きぬかけの路」を歩くこと。
金閣寺から竜安寺までは徒歩で16分と言われていますが、すでにその途中で疲れてきた我らへたれ三人組。
きぬかけの路ぞいで通りかかったカフェ「山猫軒」さんで一休み。
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宮沢賢治著の「注文の多い料理店」から命名したというお店。落ち着いた雰囲気でとても寛いだ時間を過ごせます。きぬかけの路を散策する時の一休みにオススメです。
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お茶タイムを経てたどり着いた竜安寺。
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竜安寺と言えば石庭ですね。私とA子は30年前にも二人で来ています。今のYUKAと同じくらいの年齢でした。
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当然ですが、石庭はあの頃と何も変わっていません。変わったのは私とA子。
ずいぶんトシをとりました。002.gif
トシをとってから見るこの石庭・・・若い時とはまた違った目で見ることができますね。謎が多く、またその謎が解明されていないこのお庭、眺めれば眺めるほどに設計者の意図に引き寄せられていくような・・・。世界文化遺産です。
(ちなみに石が15個全部見えるポイントはスルーしてしまいました。008.gif
お次は仁和寺(にんなじ)。こちらも世界遺産です。
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仁王門の前で、お馬鹿さん母娘です。
平安時代、代59代宇多天皇によって建立。皇室との縁が深い寺院だそうです。
御室御所(おむろごしょ)と呼ばれる宮廷風建築は素晴らしいですよ。広いし長いし、独りで巡っていたら迷子になりますよ。
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庭園も素晴らしいです。桜の季節、紅葉の季節に来たかったなぁ。
あと2週間遅ければ、桜満開の庭園が見られたのに・・・・。まあ、その頃はさらに観光客が押し寄せるでしょうから、それもどうなのかな。

きぬかけの路散策で最後に訪れたのは「妙心寺」。広い敷地の中には46もの塔頭寺院があり、それぞれに独立したお寺だそうです。公開されているお寺もいくつかあります。
立派な建物のお寺ばかりですが、46もの寺院にそれぞれ檀家があって成り立っているのでしょうか?その辺のからくりがとても気になるところです。私たちの観光視点はすこしずれていますかね?
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重文の法堂(はっとう)です。
500円でお寺のおばちゃんがとても詳しくガイドしてくれます。これはリーズナブルだと思いました。
私たちの質問にも丁寧に答えてくださいました。
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法堂の天井に描かれている雲龍図。狩野探幽筆。(パンフレット撮影)
天井の龍を見上げつつぐるりと輪を描くように歩くと、龍の表情が変わり、下り龍になったり上り龍になったりするから不思議です。
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次におばちゃんがガイドしてくれた「明知風呂」。明智光秀の菩提を弔うために建てられたと言われています。
需要文化財です。
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お湯を沸かすかまど。
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浴室は、いわゆる蒸し風呂。今でいうところのサウナ風呂ですね。光秀はお風呂が好きだったのでしょうか?
昭和の初めまで、妙心寺の僧侶たちが実際に使っていたお風呂なのだそうです。
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この浴室を立てる時に寄付した人の位牌がまだ残っています。字はもう読めません。
さて、計画ではこの後、二条城に行く予定でした。ところがこの時点ですでに4時を過ぎておりまして、タクシーの運転手さんに「二条城は4時までだよ」と言われてしまい断念。なかなか計画通りにはいきませんね。
なので京都御苑まで運んでもらいました。タクシーの運転手さんが「えげつないほど、広いからね」とおっしゃっていたましたが、本当にだだっぴろいですね~。「えげつない」という表現が、関西っぽくてウケました。
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この日の夕食だけは、今回の京都旅行が決まってすぐに店を予約してありました。
私が京都に行ったら絶対行きたかったイタリアンレストラン「Cucina Itariana 東洞」さんです。
京都御所近くの町家のイタリアンレストランです。すごく楽しみにしていました。
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気を付けていないと通り過ぎてしまいそうな店構え。京都独特の間口が狭くて奥行きのある古民家をそのままレストランにしています。
今日も一日頑張りましたお疲れさまと、ビールとスプマンテとジンジャエールで乾杯。
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前菜の前の小皿は新玉ねぎのキッシュ。
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冷たい前菜は白子。下に敷いてあるのは菜の花のピューレ。ほろ苦くて白子と良く合います。ピンク色の京野菜は紅くるり大根。関東ではきき慣れない名前の大根ですね。
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オマールのスープ。餃子のようなパスタが真ん中に。泡だてたスープはオマールの旨味たっぷりで美味しかったです~。スプーンでお皿の底をすくうとマッシュポテトが出てきました。
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メインは甘鯛。ウロコさくさく、敷いてあるのはあっさりワカメのソース。素晴らしい~。
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そしてお肉のメインは和牛のロースト、タスマニアマスタードソース。脂加減ほど良く、スイスイと胃袋に収まりました。
メインのお肉が出たということは、これでコースは終わり?ということは、さっきのオマールがパスタの代わりだったってわけ?と、少々物足りないなぁと思っていたら・・・
ここから、まさかの白イカと菜の花のリゾットが出てきました~。ちょっとしたサプライズ。
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お米の硬さも私好みでパルミジャーノが効いたとても美味しいリゾットでした。
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そして、とどめに仔牛の煮込みと手打ちのリングイネが出てきました。
メイン料理の後に、リゾットやパスタが出てくるのは、京都式でしょうか?
でも、この順番イイと思います。
最後が肉料理だと、いつもいっぱいいっぱいになってしまいますし。
味、量、そしてお料理の流れも最後まで美味しく食べられるように計算されたコースだなぁと思いました。
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そしてドルチェはベリーのセミフレッドをサクサクのシューで挟んだもの。ほど良い甘さのカラメルソースが味のポイントになってます。
エスプレッソで〆て、もう大満足。
これは8,000円のシェフお任せコース。充実の内容で、京都イタリアン堪能いたしました。043.gif

そぞろ歩きでホテルまで戻り、その後は部屋で3人でトランプ大貧民して遊び盛り上がりました。まるで修学旅行のノリですね。
いつ眠りに落ちたのか、よく覚えておりません。

京都三日目につづく

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by sanakk | 2015-03-24 08:45 | Comments(2)

早春、京都旅行 1

まだ桜の開花までにはちょっとありますが・・・大分暖かくなってきましたね。
春だ、「そうだ、京都へ行こう」と思いつき(実際思いついたのは2ヶ月ほど前ですが)、この日曜日から2泊3日で京都旅行をしてきました。親友A子と次女YUKAと3人の珍道中でした。
短い期間になるべくたくさんの寺社仏閣を回ろうという強行軍の旅をここに記録しておきたいと思います。

AM10時過ぎに京都駅に降り立った我らはまずは荷物を夕方までに宿泊するホテルに運んでくれるという、デリバリーサービスにキャリーケースを預けました。
750円払えば、観光が終わってホテルにチェックインする頃には荷物が届いているなんて、今はそんな便利なサービスがあるんですね~。
身軽になった我々が京都駅から徒歩で最初に向かったのは真言宗総本山東寺でした。
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国宝の五重塔の前で。この日は扉が開いていて中も見ることができました。
この五重塔、心柱を中心に組み上げられた建築構造にすぐれた耐震性があるのですよね。東京スカイツリーがこの構造を参考にして建てられていることは有名ですよね。
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国宝級の仏像が多く展示されている重要文化財の講堂。
東寺を後にした我々は、再びテクテク歩いてJRの線路を渡り、途中、龍谷大学の歴史を感じる蔵のような図書館を眺めながら西本願寺へ。
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その大きな木造建築、国宝御影堂と阿弥陀堂には圧倒されます。巨大でカメラのフレームの中に納まりません。
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      広い広い廊下。

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西本願寺と言えば国宝唐門が有名です。
伏見城から移築された門だそうです。見事な彫刻と色彩に見惚れて日が暮れるのも忘れる門ということで日暮らし門とも呼ばれます。

西本願寺の後は、東本願寺へ向かいましたが、残念ながらこちらは御影堂、阿弥陀堂ともに今年いっぱい御修復工事中で足場と養生シートが掛けられその姿を見ることはできませんでした。

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京都駅周辺をぶらぶら歩いて見つけた、文明開化な建築物。京都観光は初めてのYUKA、何を見ても感動していました。

さて、お次はどこへ行く?とその時目にとまったのは、目の前にそびえたつ京都タワー。
京都は初体験のYUKAのためにもベタな観光ルートを愉しもうを思っていた我々はさっそく登ってみることに。
まさにおのぼりさん。
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タワーの展望台から見た京都の景色。さっき訪れたばかりの西本願寺が中央に見えます。この日の京都は、どんより曇って肌寒かったですね~。
我々が東京タワーなど登らないように、京都市民は京都タワーなんか登らないのでしょうね~。
タワーから降りた後は、タクシーに乗って清水寺へ。
清水寺の参道がまるで原宿の竹下通りのように若い人で混んでいるいるのにはびっくりでした。
30年近く大昔にここに来た時は、こんなに混んでいた印象はなかったのですが・・・・。
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そして、ほぼ半分以上は外国人観光客かと思われました。街中いたるところにあるレンタルきもの屋さんのカラフルな着物を着て歩いている女子が多かったですね~。アレ、流行りなんですか?
古都だからって、何もあんなに寒そうな浴衣みたいな着物着て歩かなくても・・・と、オバサンは思いましたけどね。かえって古い町並みにそぐわないな、と。
ぼちぼち、空腹が限界に達したので、清水寺参道のザ観光地の食事処、というような懐石料理のお店に入りました。
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当然混み合ってましたし、新人仲居さんと思われる女の子に熱いお茶を膝にぶちまけられたりして散々ではありましたが・・・
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とりあえず京懐石弁当らしきもので、お腹は満たされました。
着いた日の食事に関しては、何も下調べしていなかった我々が準備不足だったので仕方ない事です。
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清水の舞台です。飛び降りたら・・・・
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     死にますよねぇ・・・。
清水寺の随求堂(ずいぐどう)胎内巡りを経験された方おられるでしょうか~。
本尊の大随求菩薩さまの胎内に見立てた地下の真っ暗な迷路を歩いて地上に出てきた時には、新しい自分に生まれ変わるというもの。まるで遊園地のアトラクションのような。
これが結構楽しかったんですよ。地下の迷路は自分の目が開いているのかわからなくなるほどの漆黒の闇。
ブラックアウトです。それこそ天地もわからなくなりそうでちょっとパニック起こします。
右手で大きな数珠のような手すりを辿りながら前に進みます。
地上の光が見えた時は、本当にホッとします。この時、本当に新しい自分に生まれ変わっているのかもしれないですね。
清水寺を訪れることがあったら、是非体験してみてください。
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下から仰ぎ見る清水の舞台は、壮大な廃墟のようも見えて・・・
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YUKA、ひとりで縁結びの神様にお祈りに行きました。切実な願いです。003.gifご利益があるといいのですが。
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清水寺の後は、またとぼとぼと歩き、途中土産物屋などひやかしつつ、たどり着いたのは高台寺。
秀吉と北政所の木造が安置されてる霊屋や傘亭や時雨亭など重用文化財がたくさん。
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あいにくの曇天と夕暮れのせいか庭園の美しさをうまく撮ることができませんでした。
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枯山水の庭もありました。日が暮れて暗くなるとこの白砂の上にプロジェクションマッピングが始まるとのことでした。
この高台寺の庭園はライトアップされて夜10時まで公開されているそうです。良いデートスポットですね。
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歩き疲れたので、庭園の中のお茶屋さんでお抹茶をいただきました。

高台寺を後にした我々は、再びあるいて八坂神社を通り抜けました。
人であふれていた八坂神社の正面門の前、一瞬人が途切れたところを見計らって記念撮影。
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しかし次の瞬間はあっという間に人が波のように押し寄せ、このありさまでした。
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祇園の目抜き通りを散策しつつそぞろ歩きしました。
こちらも人でごった返していましたが、この後乗ったタクシーの運転手さん曰く、この日はまだ人が少ない方だったのだそうです。
夕方六時過ぎやっとホテルにチェックインしました。京都市役所近くのなかなか綺麗な良いホテルでしたが、宿泊客はたぶん外国からの旅行者の方が多かったと思われます。
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夕食は、ホテルの近くの商店街をぶらぶら歩き、繁華街を少し外れたところで京都らしい古い佇まいの民家を改造したような居酒屋にいきあたりばったりで入りました。
京野菜がウリのお店のようでした。
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お通しに出てきたのは生の京野菜。甘い味噌をつけていただきます。
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いろいろ食べましたが、コレ、揚げ生麩の田楽味噌がとても美味しくて追加注文しちゃいました。
お値段もリーズナブルでまずまずのお店でした。
呑みながら、その日の反省会と翌日の観光コースの計画会議。043.gif
その後はお決まりです。コンビニでワインやらツマミやら買い込み、ホテルの部屋で呑み直そうということに。
あ、その前にホテルのバーにもちょっと寄って一杯飲みました。
ホテルのバーなど初体験のYUKAはノンアルコールカクテルでドキドキ。003.gif
長い一日。疲れました。ふくらはぎがパンパンです。
部屋に帰って酒盛りどころか、あっという間に3人とも眠りに落ちたのはいうまでもありません。

京都二日目につづく。

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by sanakk | 2015-03-19 12:00 | Comments(2)

週末、鎌倉は由比ヶ浜にある素敵なイタリアンレストランに行ってきました。
イタリアンでは珍しく女性がシェフのお店「マンナ」さんです。鎌倉長谷界隈では有名な女性シェフのイタリア料理、一度食べてみたいと思っていました。以前、ランチを食べたことがあるというおやーじゅは「あなた、きっと気に入ると思うよ」とよく言っていたので。
長谷の住宅街で、入り口も少し通りから奥まっているので気を付けていないと通り過ぎてしまいそうなお店です。
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夜だったのでよくわかりませんでしたが、普通の一軒家のような建物に入ると白を基調としたこじんまりとした店内でした。
オープンキッチンで天井が高く居心地が良さそうな空間。
キッチンの中では女性シェフがきびきびと動いていました。我らが予約してあった席につくと、店内はそれで満席、一番修羅場と化す時間帯だったようです。
シェフとホールの若い男性ふたりで頑張っていたので、いくらこじんまりとしたお店と言っても満席状態ではさぞや大変だろうと推測できました。
やっぱり最初のお料理が出てくるまでにスプマンテ一杯、飲んでしまいました~。
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前菜のお肉のパテ。よくありがちなクセもなく、とても食べやすい優しいお味のパテ。下に敷いてある人参とレーズンがよく合っていました。一皿目が出ると、あとは割とスムーズに次のお料理が運ばれてきました。
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前菜二品目、鰯のサラダ。鰯はしっかりめに〆てあって鎌倉野菜と一緒にいただくととても美味。
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前菜三品目、グリル野菜。こちらはお代わりしたいほど美味しかったです。鎌倉野菜はとても柔らかく甘い甘い・・・。少し酸味の効いた味付けは素材の甘さを引き立たせていました。
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パスタ一品目。ピカジェ、アーモンドソース。もっちりと厚い平打ちのパスタ、ピカジェと、アーモンドがほんのり香るアーリオオーリオのソースとからんでシンプルだけど実に美味しいパスタでした。
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豆とサラミのリゾット。こちらはちょっと主張してくるお料理でした。香草がほんのり香り、サラミの味もギュッと前に出てくる感じ。けれどヘルシー。主張の中にもやはり女性らしい優しさが感じられました。
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メインは山形牛のロースト。この日はお肉が食べたい気分だったので赤身のローストもあったのですがあえて少しサシの入った山形牛を選びました。と言ってもそんなにしつこくはなく、ごく薄い塩味だけで肉の旨味を楽しみつつ余裕で完食。
この後女性シェフお勧めのティラミスと、ストカルーデル(リンゴとナッツを生地で包んで焼いたドルチェ)をいただきました。美味しすぎて写真を撮るのも忘れていました。
このころになると先に入っていたお客さんも何組か帰り、落ち着いてきたのか、女性シェフがキッチンから出てきて挨拶してくださいました。
料理中は厳しい表情で、ちょっとコワイ人かな?と感じましたけど、小柄でキュートな女性。
小さな体でくるくる動いて満席の客に次々と料理を作り、そしてどれもとても美味しいなんてすごいわぁ、と感心しちゃいました。
料理人は、スタミナとそしてなによりも作ることが好きでないと務まらないなぁと思います。
私は料理人ではないけれど、手抜き料理を4人分作るだけで、最近は本当に疲れるんですよね~。
家族が夕餉のテーブルにつくと、やれやれと椅子に倒れ込むように座る毎日です。持久力も根気も無くなってきたなぁと感じる今日この頃です。
あ、それましたが、こちらの女性シェフのイタリアンレストラン、花丸です。おやーじゅの言った通り、お気に入りに追加です。素材を生かした女性らしい優しいお料理、また行きたいと思えるお店でした。

おとりさまのお話、少々・・・。
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恒例の爪切り後の花。この精根尽き果てた風情で、彼女がどれだけ抵抗したかお分かりになりますね。037.gif
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切ったのは、ほんのちょっとなんですけどね。これでひと月くらいは私も痛い思いせずに済みます。
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ほとぼりが冷めると(20分くらいすると)、私の肩に飛んできてナデナデを催促するあたり、我が家のねずみ色娘、良い性格をしていると思います。043.gif

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by sanakk | 2015-03-11 16:07 | Comments(6)

粉と戦ってます

更新滞りがちですが・・・、3月になってしまいました。春はもうすぐ、ていうかもう来てますね。花粉と共に・・・。私の苦手な季節がやってきました。
暖かいかと思えば、寒かったり、強い風が吹きまくりいろんな粉が飛散するこの時期、私も心身ともに不安定になりますね~。
一昨年の春、いきなり花粉症デビューしたsanaです。(仲良くおやーじゅも一緒にデビューしました。)
そして去年の春は、なぜか症状が出なかったので、花粉症デビューは気のせいだったか、と思っていたのですが、やっぱり今年はキツイです。
今朝は自分の連発くしゃみで飛び起きました。鼻にティッシュを詰めたまま放鳥、おそうじをして、鼻水を垂れ流しながら出勤してまいりました。
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保湿ティッシュ無しでは、生きていけません。
抗アレルギー剤をのむと、仕事にならんのですよ。ただでさえもいつも眠たいのに。
今の所、薬に頼らずに戦っています。職場に着いて、不思議と午後になると症状は落ち着いてくるのです。
そして家に帰るとまたひとしきりくしゃみ鼻水、目の痒み・・・。家?ん?これって花粉が原因なんでしょうか?
脂粉だったりして。
おやーじゅが耳鼻科で仕入れてきた情報によると、花粉アレルギーから脂粉アレルギーを併発することもあるとか?(真偽は未確認)確かに花粉と脂粉、ねっとりとしたお粉の感じや粒子ぐあいも似ている気がします。


一年中、恋の季節、恋愛体質の詩さん。このところ独り暮らしのケージの中でシャチホコ体勢でお尻を突き上げ「ピロピロピロピロ」と誘い鳴き(私が勝手にそう思っている)をしていたかと思ったら、卵産んでました。
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今朝、掃除のときに気がつきました。008.gif
私がケージを覗くと、いつも逆さにぶら下がって翼を広げてこのポーズをとります。
あっちへ行け!と威嚇してるんでしょうか?
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全然怖くないけどね。ウータン。003.gif
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sana家のお鳥さまが全員海の様に脂粉を出さない体質だったらよかったのに。海が頭をガシガシ掻いても、花の様に白いのろしはあがりません。

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「ズズズズゥ~」という鼻かみ音ばかり真似する近頃の花。私がティッシュに手を伸ばすと「ズズズー」と先に鼻をかんでくれますよ。
おやーじゅと私の鼻をかむ音の微妙な違いまで正確に再現するので、可笑しいやら、悔しいやら。
そういえば、今年もすっかりスルーしました。3月4日の花の誕生日。11歳になりました~。043.gif


さてさて、先日、sanaエリア内でなかなか良いお鮨屋さんを新規開拓しました。
お鮨も美味いし、雰囲気も良し、大将が気さくで好印象、しかもお代が良心的。
カウンターでつまむお鮨屋さんは、握ってくれる大将との相性も結構重要だったりしますね。
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生サバとカワハギのお造り。たっぷりの肝醤油につけていただくカワハギ、今が美味しいですよね~。
美味しい物を食べると花粉症が良くなるのだったら、どんなにいいでしょう~015.gif

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by sanakk | 2015-03-06 12:01 | Comments(6)

平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります
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