覗き見してしゃべるヨウム / 白昼のワインバー
「11時から14時の間に伺います」と当日朝一番に電話連絡があったので、それなら急ぐこともないかと9時ごろに起き出し、のんびりと朝の家事を片付けていた私でした。
放鳥中、鳥ケージ掃除中で、リビングがとんでもない修羅場と化している真っ最中の10時頃、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴りました。
なんと予定の時刻の1時間も前に業者の人が来たのです。それは、反則ではないでしょうか~?
何のための電話連絡でしょうか~?
「少し早まったので伺いました」って言われても・・・・。
鳥は出しっぱなしだし、リビングの床は脂粉と羽と糞とその他モロモロでひどいことになっているし、何より私がまだ寝癖のついた髪の毛を逆立て、ヨレヨレのパジャマ姿のままなのです。
いくらなんでもこの状態で業者の人を家に上げる訳にはいかないので、「ちょちょちょっと待ってください」と一旦車で待機してもらって、大急ぎでケージに鳥たちを戻し、自分の身支度を整え(・・・たつもりが、とてもちぐはぐな変な服装をしていることを業者の人が帰ってから娘に指摘されました)、リビングに大急ぎで掃除機をかけ、鳥ケージにカバーをかけました。
慌てていたので、花のケージの下の方がこんなに開いていました。
先日、新しい物に付け替えた換気扇の音が少々おかしいので、メーカーから点検の人が来たのですが、
花はこんな感じでケージの下に降りて、作業の様子を見ていました。
「もしもし~」「ごはん、食べてくるよ~」「じゃあな~」「あばよ~」「sana~」「YUKA~」等々。
覆カバーの下からこちらを覗き見て、いろんな声色でしゃべる鳥を目撃して、とうとう業者の男性は無視しきれなくなったようで「・・・しゃべるんですね。」とだけ口の端っこで笑いながら言いました。
もっと早くツッコミを入れてくれればいいのに~。
このところ、ヒトの出入りが激しいので、花、すっかり慣れてしまったみたいですね。
中のトイレットペーパーを引っ張り出すのがブームのようです。
この日曜日は、おやーじゅがなんと3ヶ月ぶりくらいに一日まるまる休みが取れたので、久しぶりに鎌倉ランチに行ってきました。
休日の人通りの多い長谷寺の前の通りから細い路地を曲がってちょっと歩いたところ、こんな所に?と言う場所にある古民家をリフォームしたお店です。
オープンキッチンでテーブル席4つ、小さなカウンターの小さなお店。
天窓から優しく光が入ってきて、リラックスできる空間です。
夜はワインバーですが、ランチタイムはリーズナブルなワインから夜用のお好みのワインまで種類豊富なワインがグラスで愉しめるというから嬉しいですね。
まずは雪の残る庭をながめながら、昼下がりのシャンパンをいただきました。
ん~、至福の時。このキメの細かい上品な泡立ちはやっぱりシャンパンならでは!
皮目が炙ってある鯖も新鮮で美味しかったですが、感動したのはこのスモークサーモン。
脂ののったサーモンは、ほとんど生の状態でありながらほんのりと燻製したいい香り。
さあ、これからメインのお肉!ということで、お店の方に「濃厚でスパイシーな赤」と言うとシラーが出てきましたね~。
エスプレッソコーヒーと共に、しっかりデザートもいただきました。
こちらのランチコース、デザート込で2300円はお値打ちだと思いますね。
夜のメニューはアラカルトのみ、しっかりチェックしてきました。
ワインが苦手、と言う人のために日本酒も置いてるようでした。
是非今度は、夜、訪問したいお店でした。
(この後、小町通を散策した我らは、あの若い人に人気のLONCAFEさんを見つけ、しっかりフレンチトーストも食べました。おかげで昼呑みの酔いもすっかり醒めました。)
前菜は泡とも白とも合いそうですし、何より赤身のランプ肉は
私の好みです。
年と共に肉は赤身派になってきました。霜降りは美味しいけれど
僅かな量で十分となりました・・・(ちょっと寂しい事ですが)。
お値段も鎌倉とは思えない程なかなか良心的ですね。
旦那様とのデート、素敵です☆
そして花ちゃん、業者さんがついに口を開きましたか。
「もしもし~」と応えたら花ちゃんは逆に「・・・」と警戒するのか
これ幸いとお喋りを続けるのか・・・果たして?
そうそう、私も柔らかい赤身肉が好きです。脂の多い霜降りはほんのちょっとでいいですよね。
特上カルビとか、目の色を変えて
ガツガツ食べていた若かりし昔が懐かしいです。T^T
花、どうでしょうねー。業者さんに反応されちゃったら。^_^
たぶん、ヒビって隠れてしまうと思うわ。
業者さんがいきなり花のお喋りに応えたりしたら、私もビビると思います。(°_°)