2019年 真夏の京都旅行日記
このお盆休み、ただでさえ暑いのに、旅行友のA子と私はさらに暑い京都へ行ってきました。
去年の夏は猛暑の長崎に行ったし、冬は寒い飛騨高山に行きました。どうやら私は暑い時はさらに暑い地域、寒い時はさらに寒い地域に旅行したくなる性質のようです。
昼前に京都駅に着いた我々が、四条烏丸にあるホテルに荷物を預けタクシーに乗って最初に訪れたのは下賀茂神社(賀茂御祖神社)。
重要文化財 楼門の前で
日が落ちてぼんやりと灯りが点いたら幻想的な景色になるでしょうね。
糺の森を抜けて少し歩くと叡山電車の始発駅出町柳駅に着きます。出町柳(でまちやなぎ)・・・いかにも京都らしい素敵な響きの駅名ですねここから叡山電車に乗って貴船口駅に向かいます。
その前に!既に暑さにやられているヘタレ中年(初老?)女子は電車が出るまでの時間、駅近のカフェをみつけて飛び込みビールを飲んでホッと一息入れました。
叡山電車、最初は住宅街を走って行きますが、途中単線になってだんだんと山を登って行く感じ。撮り鉄たちが一番前の車両に来て撮影を始めるので一応私も撮影しておきました。
ここに事前に予約しておいた川床料理の左源太さんのバスが迎えに来ていました。
普通なら川床の店まで5分もあれば着くところ、当然ですが観光客の車で混み合い川沿いの狭い道は大渋滞。店に着くまで40分かかりました。
川のせせらぎの上の張られた床での昼食は3時近くになってしまいました。
観光客用お料理は正直あまり期待していなかったのですが、雰囲気も含めなかなか楽しめました。
ホテルにチェックインして大浴場で汗を流してさっぱりしたところで、お楽しみは夕食です。
貴船での昼食が遅かったので空腹度合はイマイチでしたが・・・・事前に調べて予約しおいたホテルから徒歩で行ける割烹料理屋さん「むろまち加地」におじゃましました。
さて、翌日、ホテルの朝食をしっかりといただいてエネルギーをチャージしてから我々は朝から猛暑の京都の街に繰り出しました。(宿泊した三井ガーデンホテル京都四条は和朝食が充実していて美味しかったです)
前日にガイドブックとにらめっこしながら練ったプランをこの暑さの中、果たして遂行できたでしょうか?
京阪電車線、祇園四条から乗車して鳥羽街道で下りてテクテク、着いたのは東福寺。
紅葉の季節は賑わうお寺ですよね。残念ながら旬な季節ではありませんでしたが境内のところどころで咲く蓮の花見て、圧倒的なお寺の建物の大きさを体感してきました。
おおー!と思わずその大きさに声が出てしまうくらい立派なのですが、スマホの写真ではその壮大なスケール感が伝わらないのがくやしいです。
この後再び京阪電車に乗って伏見稲荷で下りて、外国人観光客でにぎわう伏見稲荷大社に立ち寄りました。前回の京都旅行の時も来ているし飛ばしても良かったのだけれど、一応通り道だし寄ってみようかということで。御朱印ももらえることだし。
お次は京阪電車の伏見桃山駅を降りて旅籠・寺田屋見学です。
寺田屋見学の後は近くの壕川沿いをプラプラと散歩しながら、十石船の船着き場へ。
十石船を降りたら、京阪電車線、中書島駅まで歩きいよいよ宇治に向かいます。この日のメーンイベントが待っています。宇治川鵜飼観賞です。
宇治に着くとまずは早めの夕食です。旅行会社で事前に予約していた鵜飼観光には食事が付いていました。
観光にセットされた食事だからあまり期待はできないな、と思っていましたが指定された店に行ってみると料亭風のなかなか立派な割烹料理店。
鵜匠さんが乗った船が近付いてきました。
今全国には12か所で鵜飼をやっていて、女性の鵜匠さんが3人いるそうです。そのうちの2人がここ宇治川で鵜匠をやっていて、この日はその女性のひとりが鵜飼を見せてくれました。
日本古来の伝統を守るという意味でもやりがいのあるお仕事ですね。
近くで見ると海鵜って大きい鳥ですね。可愛い・・・
京阪電車の宇治から中書島駅で本線に乗り換えて祇園四条に戻ると22時近くになっていました。
そこからどこかに呑みに行く元気もなく、ホテルで部屋呑みすることにしました。
自分たちに課した京都二日目のミッションはほぼ遂行できたと言っていいだろうと部屋で乾杯しました。
京都三日目最終日も朝から晴天。台風10号の影響か湿気を含んだ熱風が吹きじーっとりとした汗をかく暑さ。
ホテルをチェックアウトして荷物を預け最初に向かったのは、御金神社(みかねじんじゃ)。
金運祈願の御朱印、しっかりいただきました。
この日は残念ながら二の丸御殿は休館で見られませんでした。庭園を散歩して御朱印のみ。(4年前は閉館時間に間に合わず入れませんでした)
そして今回の京都滞在最後の食事はイタリアンでした。
京都は行ってみたいイタリアンの名店がたくさんあって、せっかくだから新しいお店にチャレンジしようかと迷ったのですが、結局前回の雰囲気と美味しさが忘れられずランチで再訪させていただきました。
さて、昼からワインを3杯も呑んでほろ酔いの我々は、半千鳥足で京都御所へ向かいました。ところが祝日が休館日と重なる場合はその翌日が休館日と言う事でまたもや入れませんでした。(前回の時は御所がまだ通年公開されておらず、入れませんでした)私たちは二条城と御所には縁がないのでしょうか。
仕方がないのでタクシーに乗って平安神宮へ。
お次はタクシーで南禅寺へ向かいました。このころになるともう暑さにやられてタクシーで移動するしかない状態でした。
三門の楼上に登ると風が抜けて涼しいです。しばし座り込んで休憩しました。
今も現役の水路として使われているというから、観光産業への役割も含め京都市民への貢献度高いですね。
この後はタクシーで観光客であふれかえる八坂神社へ行って最後の御朱印をいただきました。
暑さからのがれるように八坂神社近くのカフェで休憩してホテルに荷物を取りに戻りました。
今回、御朱印は10個集めることができました。
台風10号が西日本に接近する前にササッと東京に帰ってきました。
暑さとの戦いではありましたが、京の夏の風物詩である川床料理や鵜飼見物など楽しめたし、食も観光も堪能しました。
次回は季節を変えて京都訪問したいものです。秋とかがいいなぁ・・・
真夏の京都旅行日記 終わり
左源太はもう随分前の6月に出掛けた事があります。川の流れとひんやりとした空気でその頃は
寒いくらいでした。カワガラスの幼鳥を貴船で見たのを覚えています。
この左源太の団扇も良いですよね♪^^
京都のこうしたところの和食は、やはり出汁が違うのか他の観光地よりも美味しいなと感じる
ことが多い気がします。
東福寺は夏はこんなに人が少ないのですね。学生の頃秋に出掛け、その頃は今のような混み方は
なく美しい紅葉を堪能したことを覚えています。
京都御所はアオバズクが繁殖していたり、冬は多くの野鳥に出会えたりと探鳥スポットでもあります。
また、傍にある改進亭という精肉店では猪肉を冬になると販売しているのですが、これが美味しい!
家で味噌仕立ての鍋にして頂くととろけます。
南禅寺の水路はかつて2時間ドラマの犯人告白シーンで使われていたことを覚えています。
この猛暑でも京都は大勢の観光客で賑わっていますよね。
暑がりの私は京都は冬に行くのが好きです。一度早朝にちらちらと雪が舞う中銀閣寺を見に行きたいと
思っています。
旅行記、過去をふりかえりながら愉しく拝見させて頂きました。有難うございます。
私もこんな真夏に京都観光したのは初めてです。
暑さに強い私でもきつかったです。オバサンくさい首に巻くアイスノンが
手放せませんでした。まあ、これも良い思い出です。^^;
左源太行かれたんですね。本当は右源太と聞いてたんだけど現地で左源太に
なってました。右源太のほうが川床のポジションがいいときいたのだけれど。
京都は中学の修学旅行から数えて何度も訪問していますが、飽きることがないです。
同じ神社やお寺でも季節が違えばまた違う顔を見せてくれますね。
グルメ旅行でも楽しめそうです。次回はここだあそこだと行ってみたいお店が
たくさんありますよ。
色々寺社仏閣まわりましたが東福寺が一番良かったかなぁ。静かでスケールが大きくて。
去年の暮れに娘が京都旅行しましたが、雪が降ってたいそう寒く観光どころでは
無かったと言ってました。やはり春か秋、ですね。
でも桜や紅葉の季節はまた一段と混み合うのでしょうね。><
今年は(も?)暑かったですねー。夏オンナのsanaさんが暑さにやられたとおっしゃってるので、そうとう暑かったのでは?と思います^^;
京都、いいですね。高校の修学旅行以来いってないです。大人になってから一度は訪ねてみたいなぁと思いつつ、なかなか。。。sanaさんのブログで行った気になっております^^
コメントありがとうございます。
今年の夏は梅雨がやっと明けたと思ったらいきなり猛暑!
激しかったですね。
そしてさらに暑い京都旅行でアツイアツイ夏を満喫しました。
大人の京都旅行はいいですよ。若い時とはまた違った愉しみ方
や感じ方がありますね。
最近は外国人観光客でとても混み合っているのがたまにきずですが。^^;
また近いうちに行きたいです。^^