人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ヨウムな生活 sanahana.exblog.jp

平凡な主婦と平凡なヨウムの楽しく滑稽な日々を綴ります


by sanakk
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

2018年夏 長崎旅行

すっかりご無沙汰していました。2018年の夏も終わろうとしていますね。まだまだ残暑が続きそうですが、朝夕の風は秋の気配を感じるようになりました。
今年の夏休みは次女YUKAと長崎に旅行してきたので、今回の記事は旅行の記録として残したいと思います。

お盆休み一日目、早速夕方の便で羽田から長崎へ飛びました。(この時期の朝もしくは昼間の便は2か月前でも取れませんでした)
拠点として宿泊するホテルがある長崎新地に着いたのは夜9時をまわっていました。
とりあえず夕食を取っていなかったので夜の街に出てみました。ホテルは長崎中華街の真ん前、少し歩けば新地の呑み屋横丁があります。とても便利な場所です。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13330796.jpg
この呑み屋街がなんといいますか・・・凄くてびっくりしました。けして綺麗な街並みとはいえませんが活気があります。
東京で言ったら新宿のゴールデン街か(最近行ってないのでイメージです)、立石の呑兵衛横丁か北千住の飲み屋横丁あたり、彷彿とさせる感じか。
胡散臭そうな店もけっこうあって、鼠が横切りそうな路地を歩くことに慣れていないYUKAが怖がるので、事前に調べておいた中華屋さんを探して入りました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13351721.jpg
皿うどん。長崎での第一食目。お店では中国語が飛び交っていました。
甘いです。皿うどん。のちに地元の人はみんな甘口あんかけの皿うどんにウスターソースをかけると知りました。
この時はまだそんな食べ方を知らず、甘い皿うどんをいただきました。まあこれはこれで美味しかったですけど。

さて、翌日、この旅のメーンイベントです。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13394774.jpg
ホテル近くの常盤ターミナルというところにAM8:15分集合。
軍艦島周遊&池島散策炭鉱体験ツアーを予約してありました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13424447.jpg
長崎に発つ3日前くらいから台風ヤギ(14号)が沖縄に接近しつつあって、進路によっては海が荒れて船が出ないのでは?(ヘタすりゃ飛行機も飛ばないのでは?)と心配しておりましたが、うまい具合にヤギは九州からは遠くそれてくれて、その日は晴天、海はめったにないほど凪いでいました。(ガイドさん談)
船が海に出て40分ほど経った頃、とうとう憧れの軍艦島が現れてきました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13514972.jpg
廃墟好きの私とって軍艦島は聖地といっても過言ではありません。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13533307.jpg
南北約320m東西約120mの小さな人口の島。ここに最盛期は東京の9倍の人口密度で5200人ほどの人が暮らしていました。私が生まれる前の話。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13515292.jpg
映像などで見たその頃の繁栄の様子を思い起こしながら、廃墟のコンクリートビル群を見ていると何とも言えない気持ちになりますね。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13521795.jpg
軍艦島の本当の名前は端島。軍艦の様に一番見えるポイントまで船を走らせてくれました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_13522233.jpg
確かにこの位置で見ると日本海軍の戦艦「土佐」に酷似している。
今回、軍艦島に上陸はしませんでした。上陸したところで決められた歩道をあるいて、3分の1ほどの外観を見ることしかできません。当時の暮らしの痕跡がの残されているであろう建物内部など踏み込めませんし。
軍艦島を象徴するコンクリートの建築物の中で最も古い30号棟は大正5年に建てられたもので日本初のRC造7階建です。当時としては超近代的でお洒落な建物だったのでしょうけれど電気もガスも通っていない時代。台所はかまどだったそうですよ。そういうの見てみたいなぁ。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_13521025.jpg
船は島をゆっくり一周してから、第二の軍艦島と呼ばれ最近観光客に人気の池島に向かいました。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_13522015.jpg
どんどん遠くなっていく軍艦島、名残惜しい・・・


2018年夏 長崎旅行_c0133013_14382544.jpg
船で更に30分ほど、池島に着きました。
九州で最後に閉山になった炭鉱の島。最盛期には約8000人ほどの人口がありました。
現在でも約140人の方が住んでいるそうです。それと猫もたくさん住んでいる島。
周囲4kmの小さな島(軍艦島よりは大分大きいけど)なので歩いてまわれますが、何せ暑い・・・。この日の気温は長崎市で37度。島はもっと暑かったのではないでしょうか?
体感的には40度くらいでした。ガイドさんと共に歩き始めます。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14415395.jpg
まずは名物ヤギが「めぇぇぇ~めぇぇぇ~」と鳴いてお出迎え。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14430000.jpg
今はもう使われていない発電所。かなり錆びついてます。ジブリ映画の「ハウルの動く城」を思い出しました。
島の中心を通る路地を登って行きます。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14443406.jpg
港の近辺の建物にはまだ人が住んでいるのが分かりましたが、この辺りまで来ると全く生活の気配はありません。あるのは朽ちかかった虚ろな生活の抜け殻。
島内の建物の9割は空家だそうです。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14430462.jpg
元パチンコ屋さんがあったそうで、レトロなパチンコ台が放置されていました。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14431063.jpg
喫茶店だったのでしょうか?

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14472950.jpg
理容店の店構えもレトロですね~。こちらには時々、数少ない住人のために長崎の美容師さんが船でやって来るそうですよ。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14481256.jpg
この辺りは島が炭鉱で栄えていた頃、飲み屋街だったそうで、炭鉱で働く男性たちが夜羽を伸ばすところだったそう。
つい数年前まで営業していたスナックも店を閉め、今では夜は真っ暗。
人が居なくなると家も街並みもあっという間に劣化するものですね。寂れた街並みにかつて賑わい活気があった頃の痕跡を見つけることは切ないけれどワクワクするのはなぜだろう?
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15424233.jpg
行商さんたちのための旅館だったそうです。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14500249.jpg
商店街もシャッターを下ろしたまま劣化が進んでいます。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14432044.jpg
こちらは一日おきにまだ営業している銭湯。


2018年夏 長崎旅行_c0133013_14431852.jpg
炭鉱で働く人たちのための住宅がとにかくたくさん建っていました。そしてもちろんそこに住む人はもう長い間いません。
伸び放題の雑草とところどころ外れた窓や壊れて落ちているベランダの柵がそれを物語っていますね。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14432230.jpg
ここに住んでいた人たちは、今どこでどんな暮らしをしているのでしょうか?
2001年に閉山となった池島は、軍艦島に比べると建物の廃墟度合が浅いです。
廃墟としての味が出るにはまだ数十年放置される必要がありそう。これらの建物がいつまで残されているのかわかりませんが・・・。
昭和レトロな廃墟の島として、最近注目されているようなのですが、すごい数の団地群を保存するのも取り壊すのもとてつもない費用がかかりそう・・・。
この先池島はどんな方向に進むんでしょう。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14541290.jpg
大きな校舎の池島小学校。校庭はだだっ広く、立派な体育館もふたつ。通う生徒は2人だそうです。
最盛期には1300人くらいの小学生が在籍していたそうな。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_15042483.jpg
途中冷房の効いた島民センターみたいなところで休憩しました。狙って貼ってあるのでしょうか?若大将のポスター。102.pngそういえば最近田中邦衛さんを見かけないけどお元気なのかしら?

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14552234.jpg
島でもっとも高い所、展望台まで上ってきました。ガイドさんは2人いましたが、そのうちのお1人は、実際この島で育ち大人になるまで暮らしていたという方でした。
実際に住んでいた方からかつてはこうだった、という説明を聞きながら見て回るのは面白いですね。
お昼ごはんは島で唯一の食堂「かあちゃんの店」で。ツアーの人数分用意されていました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_14570445.jpg
皿うどん再び。昨夜の皿うどんより和食っぽくて、こちらのほうが私の口には合いました。
ビールがうまいうまい。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_14432754.jpg
もうとにかく暑かったです。店先の猫ちゃんもぐったりと寝ていました。
Tシャツの上に日焼け防止のラッシュガードを着ていましたが、脱ぐとTシャツは汗でびっしょり。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15034875.jpg
「八階建て」と呼ばれる池島で一番有名な建物です。印象的なデザインとまるで要塞のような威圧感。炭鉱マンとその家族の社宅だったそうです。
私が一番見たかったのもこの建物です。8階建てなのにエレベーターは無いそうです。裏側は坂道で建物5階部分から入れるようになっています。
経年劣化がかなり進んでいて一番廃墟味を感じる建物でしたね。もちろん進入禁止で内部を見ることはできません。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15081220.jpg
池島神社もあります。お参りしておきました。
もっとじっくりと散策したかったんだけど、暑さにやられてそろそろギブアップでした。
このツアー最後には、実際の炭鉱坑内に入って坑内体験がついてます。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_15035411.jpg
島の各所に散らばっていた我々ツアー客は午後2時半に集合場所に戻り、装備をしてからトロッコに乗って炭鉱坑内に入って行きます。まるでディズニーランドのアトラクションの様でワクワクしますが、行く先は油臭いジメジメ上から水が染み出てくる暗ーい本当の坑道です。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15040917.jpg
坑道に入ると外の暑さがうそのように涼しく、肌寒いほどです。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15043845.jpg
元炭鉱マンだった方が説明してくれるのですが、長崎訛り(?)が強くて私たち母娘はほとんど聞き取れませんでした119.png


軍艦島周遊&池島散策炭鉱体験ツアー、私にとって内容の濃いツアーでした。今度は暑くない季節に池島にはもう一度来てみたいと思いましたね。
軍艦島は「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界遺産登録されましたが、そもそも劣化の激しいこの島を廃墟として維持していくのは難しいだろうなと思いました。行きの船の中でシュミレーション映像とともにガイドの方の説明を受けましたが、このまま100年以上放置すれば軍艦島は元の岩礁に戻ってしまうということでした。

その夜は疲れ切ってしまい、ホテルのすぐそばにあった長崎牛の焼肉屋さんへ行きました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_16271910.jpg
JA全農ながさき直営のお店でした。長崎牛売出し中みたいですね。くどくなくてあっさりした脂質の美味しいお肉でした。疲れている時はやっぱりお肉!

さてさて、長くなってしまいましたが、長崎旅行はこの後3日目、4日目と続き、駆け足ですが一通りの観光をしました。

長崎三日目も朝から強く日差しが照りつけ暑かったです。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_16043137.jpg
レンタカーを借りて、まずは出島観光。
そして高速道路を走って佐世保までドライブしました。初めての長崎でもナビゲーションシステムという便利な物がありますから、迷わずスイスイとお目当ての佐世保バーガーの店へ。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_16043592.jpg
佐世保バーガー ログキット佐世保本店
2018年夏 長崎旅行_c0133013_16035626.jpg
九十九島遊覧船パールクイーン号
2018年夏 長崎旅行_c0133013_16044950.jpg
海綺麗ですね。九十九島は佐世保港の外側から北へ25㎞にわたり大小208の島が点在する海域の事で島の密度は日本一。
この日の夕食は、長崎市に戻ってまたまた新地の飲み屋街にあるイタリアンを予約してありました。かなり怪しい店が立ち並ぶ路地にあるイタリアンなので大丈夫かな?と心配していましたが・・・
2018年夏 長崎旅行_c0133013_16043907.jpg
カウンターとテーブル一つの小さなお店に入るとそこは別世界。本格的なイタリアンレストランでした。期待以上に美味しかったです。また行きたいHamazyさん。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_16334193.jpg
食後、タクシーで稲佐山展望台からの夜景を見に行きました。日本三大夜景のひとつだそうです。途中、タクシーの運転手さんが福山雅治さんの御実家を教えてくれました。
稲佐山に登る途中の道なので観光名所化してしまうのは仕方ないのでしょうね105.png有名人は辛いですね。

四日目、また朝からギラギラの太陽。最高気温37度。
まだまだ長崎の観光スポット見てないところだらけなのに夕方の便で帰らなくてはなりません。
朝から地元の観光タクシーをチャーターしてありました。長崎は観光地が狭い地域にギュッとつまっているのですが道が狭くて起伏が激しいので、地元の道路に精通している観光タクシーの方に案内してもらうのが一番効率的に多くの所をまわれるはずです。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15372101.jpg
            まずは長崎観光で絶対外せない平和公園。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_15372511.jpg
                如己堂
タクシーの運転手さんが是非見てくださいとのこと。被爆者である永井隆博士が最後の時を過ごした畳2畳の家。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15375296.jpg
              浦上天主堂旧鐘楼。
原爆で倒壊した浦上天主堂の双塔にあったドームが落下したそのまま。50tあるそうです。貴重な遺構ですね。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15374770.jpg
山王神社の一本柱鳥居を見てから(写真は撮り忘れ)立山に上って見た長崎市街の景色。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_15375441.jpg
                 眼鏡橋
たもとにある匠寛堂というカステラ屋さんでお土産を買う。皇室に献上しているカステラで買えるのは眼鏡橋たもとのここだけだそうな。美味しかったです。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15374482.jpg
車の中から爆心地に手を合わせました。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_15372773.jpg
日本二十六聖人殉教地。惨い・・・子供のキリシタンまで殺されたなんて。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15372992.jpg
長崎と言えば グラバー園。外せないですね。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15375633.jpg
グラバー園から見えたアジアのどこかの国船籍の豪華客船。客船が入ってくると長崎の街は外国人だらけになる、とタクシーの運ちゃんが言ってました。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15373246.jpg
そして大浦天主堂。世界遺産になって入場料が1000円になったそうです。前で写真撮るだけでいいよ、とタクシーの運ちゃん。

2018年夏 長崎旅行_c0133013_15374192.jpg
少し遅い昼食はタクシーの運ちゃん押しのちゃんぽん屋さん宝来軒。
2018年夏 長崎旅行_c0133013_15373633.jpg
長崎最後の食事は娘が皿うどん、私がちゃんぽんでした。
ここで初めて皿うどんにウスターソースをかけて食べてみる。味にコクが出てほど良く甘みが中和され美味しい~なるほど~。
その後観光タクシーとはお別れして(とても親切にな運転手さんでした。丁寧に分かりやすく観光地のガイドをしてくれました)自力で原爆資料館を見学し、長崎駅まで路面電車に乗って戻りお土産を買う、そのあたりでタイムリミットになりました。
ホテルに預けていた荷物を引き取りリムジンで空港へ。またしても発生した台風15号が九州に接近する前にとっとと東京に舞い戻ってきました。

長い長い旅行記、お付き合いくださった方がもしいらしたら、お疲れ様でした。
何年後かに自分で読み返したら、2018年の暑い暑い夏休みをきっと懐かしく思うことでしょう。


2018年夏 長崎の旅 おわり





# by sanakk | 2018-08-24 16:25 | Comments(2)

暑い~

ちょっと待って、まだ7月だよね?天気予報では7月いっぱいはこの暑さが続くとのことでしたが、7月が終わったら8月。ますます夏本番じゃないんでしょうか?
夏大好きオンナの私でも、さすがに今年の殺人的な暑さはキツイです。

スパルタ日光浴。
暑い~_c0133013_16163544.jpg
灼熱の中。せっせと干しています。もちろん霧吹きで水を掛けつつ短時間ですが・・・。
鳥にも熱中症ってあるのでしょうか?
暑い~_c0133013_16173039.jpg
この日はオカメsの大きなケージをよっこらしょどっこいしょと階段を持ち上げ、ベランダに出しました。
水をかけてあげると気持ちよさそうにしていました。
暑い~_c0133013_16174657.jpg
希は相変わらず呼吸が荒いのですが、元気です。
慢性肺炎と病院で診断されて早5年経ち、通院をやめてから2年経ちましたが、元気に生きてます。
3年間の病院通いはいったい何だったのかな?と時々思います。先生には病院に行くたびに重篤な症状のように言われましたが、二週間に一度の診察をやめても薬を切っても死んだりしないじゃないか、元気じゃないか、とつい思ってしまう自分がいます。
まあ、鳥の病気の素人判断は禁物なんですが・・・。
希はもう長くないのでは?と思っていたので本当に良かったです。
暑い~_c0133013_16232040.jpg
花は、日光浴用キャリーにちっとも慣れてくれません。無理やり押し込んでベランダに出しますが、恨めしそうに私を見てきます。


暑い~_c0133013_16292693.jpg
8年前のピーちゃんと今のピーちゃんを比べてみました。照明の違いや光の当たり方で色が違いますがやはり8年前は若かったなぁ。ピーちゃんもうすぐ10歳になります。


暑い~_c0133013_16301592.jpg
暑い日の仕事終わりは、地元の行きつけのお店で冷たい白ワインと岩牡蠣。たまりませーん。

暑い~_c0133013_16302453.jpg
とうとう自宅にワインセラーを購入してしまいました。
冷蔵庫をワインが占領して食材が入らなくなってきたからです。
これでワインがある程度ストックしておけます。家に帰ってきて呑もうと思ったら一本も冷えてない~~なんてことにはならなくてすみそうです。
暑い~_c0133013_16302823.jpg
千葉県の菅谷ぶどう園で収穫された巨峰で、東京江東区にあるワイナリー清澄白河 フジマル醸造所 で作られたロゼワインです。呑むのが愉しみです。最近ロゼが好きです。
暑い~_c0133013_16320106.jpg
花ちゃん、ヘンな顔。104.png
夜な夜な、花を膝に乗せて弄って遊びながら呑むのが私の癒しの時間です。102.png






# by sanakk | 2018-07-19 16:54 | Comments(2)

千倉温泉の宿

梅雨まっただ中。毎日ジトジトムシムシでうっとおしいですね。
パッとしないお天気だった先週末、久々に夫の波乗りに付き合って千葉県鴨川に行ってきました。

千倉温泉の宿_c0133013_11291447.jpg
何気なく曇天の空を車の窓から仰ぎ見ると電線にとまっているのはカラスかと思いきや、鳶の群れでした。
こんなにたくさんの鳶がとまっているを見たことないなと思いつつ下を見ると、なるほど道路の下は鴨川の漁港でした。
千倉温泉の宿_c0133013_11294326.jpg
魚のおこぼれを狙ってたくさんの鳶が集まっていたのですね。

写真を見ての通り、曇天のうえ風も悪く波は小さくぐちゃぐちゃということで夫はこの日海に入りませんでした。
千倉温泉の宿_c0133013_11312463.jpg
平日(金曜日)だというのにそれでも鴨川のポイントは結構な数のサーファーで賑わっていました。まだ中学生くらい?の子も上手に波乗りしてましたが、学校はどうしたのでしょうか?

我々はそのまま千倉まで走り、夫行きつけの
ワイン屋さん青木屋商店 でワインのまとめ買いしました。
その日の宿は、そのワイン屋さんのすぐそばの千倉温泉旅館 
銀鱗荘ことぶきさんを予約してありました。
客室8部屋の小さな旅館です。
以前にワイン屋さんのソムリエの方にこの辺りで美味しい料理を出す旅館はありますか?ときいて教えていただいた宿で、鮨屋の宿ということで料理には定評があるそうです。
機会があったら泊ってみようと思っていたのでした。
千倉温泉の宿_c0133013_11362851.jpg
綺麗な紫陽花に出迎えられました。
チェックインの時、女将さんにお好きな浴衣をどうぞ、お食事の時に着てくださいねと言われ、たくさん並んだ浴衣の中から選びました。
千倉温泉の宿_c0133013_11364478.jpg
しかし、この年になって浴衣のちゃんとした着方も知らない自分に気が付きました。
スマホで「浴衣の着方」検索して部屋で一人あれやこれややってみましたが結局あまり上手には着られませんでした。
選ぶのは楽しかったけど、作務衣とかのほうが寛げて良かったかなぁ、というのが本音。
お風呂は半露天風呂とふたり用風呂と大風呂、三つありますが男湯女湯で分かれていなくて、早い者勝ちで部屋単位の貸切風呂になります。
我々ふたりで大風呂を借りきってしまいました106.png

さてさて、お楽しみは夕食。
千倉温泉の宿_c0133013_11374520.jpg
地魚のお造りといろいろ・・・。湯葉やらサザエやら鮑の肝豆腐やら。まずはビールで。
千倉町はかつて捕鯨基地があったところ。商業捕鯨が出来なくなった今も和田町に捕鯨基地が移り毎年6月~9月まで調査捕鯨の名のもとに鯨が上がっているそうです。その期間は解体するところも見学できるそうですよ。
千倉温泉の宿_c0133013_11374837.jpg
で、鯨の肉の炙り焼きです。固形燃料の上の網でサッサッと裏表炙ってカイワレを巻いていただきます。淡泊ですが下味付けが程よく美味しかったです。
私は給食で鯨の立田揚げを食べていた世代ですから、鯨肉というと懐かしく感じてしまいます。
千倉温泉の宿_c0133013_11375024.jpg
千倉温泉の宿_c0133013_11375216.jpg
ビールの後は三種きき酒セットをいただきました。ぐい飲みが大ぶりでなみなみと入った冷酒、これはお得かもしれません。

他にも鮪の兜焼きやら椀物やらお料理が続きましたが〆はやはりお鮨。お鮨屋さんの宿ですから。
千倉温泉の宿_c0133013_11410920.jpg
金目の炙り、黒ムツの炙り美味しかったです。鮑のにぎりも美味しいですね~。やはり日本人は鮨ですね。最後の晩餐は?と聞かれれば迷うことなく鮨!と答えるでしょう。

翌日の朝食もとても良かったです。
千倉温泉の宿_c0133013_11411219.jpg
最初に出てきた地みかん搾り立てジュースの美味しい事!飲み物はセルフでという宿が多いですが、こちらはすべてダイニングの我々専用の小部屋に持ってきてくれます。
旅館やホテルの朝食の焼き魚は冷めていて硬くなっていることも多いですが、焼きたての地鰺の干物や新海苔を食事が始まってから出してくれるところも気に入りました。
千倉温泉の宿_c0133013_11411477.jpg
出し巻玉子も焼きたてを板に乗せて持ってきて目の前でアツアツを切り分けてくれました。
夕食だけじゃなく朝食も手を抜かないことは大事ですよね。
そして上総米のおいしいこと!!2回もおかわりしちゃいました。夫の糖質制限もこの朝ばかりは解除してあげました。

二日目も朝から雨。梅雨の時期なのだから仕方ありません。
波のコンディションは良く無いけどせっかく来たのだからと海に入って行きましたが、全然ダメ!と1時間も経たず戻ってきました。
千倉温泉の宿_c0133013_11411788.jpg
私は美味しい物が食べられてお湯につかってゆっくりできればいいのですが夫は波乗りと言う一番の目的は果たせなかったですね。

たった一晩あけただけなのに、家に帰ってみると花のケージの周りはペレットが撒かれてひどく散らかっていました。
多分、かまってほしい時や寂しい時、花はペレットを片っ端から投げ飛ばします。散らかせば私が駆けつけると知っているから。
どれだけ投げても誰も来てくれないのでたいそう寂しい思いをしたのでしょうね。
千倉温泉の宿_c0133013_11413735.jpg
その晩はとても甘ったれでいつまでもまとわりついていました。
千倉温泉の宿_c0133013_11413919.jpg
            
千倉温泉の宿_c0133013_11413567.jpg
             海はいつも飄々としています。








# by sanakk | 2018-06-21 13:27 | Comments(0)

久しぶりの日光浴

もうすぐ梅雨ですね~。この土日のお天気は梅雨入り前の貴重な晴れ間になりました。
久しぶりの日光浴_c0133013_16562384.jpg
     あちらこちらで美しい紫陽花が目を引く季節。

久しぶりの日光浴_c0133013_16562712.jpg
土曜日に花の日光浴用キャリーが届きました。梅雨入り前の週末に間に合ってよかったです。
新居に引っ越してから、鳥たちの日光浴をどうするかがずっと課題になっていました。
海とピーちゃんのケージはそのまま2階のベランダに持ち上げるのは可能ですが、花とオカメたちのケージはちょっと私では難しいです。特に花のステンレスケージはとてつもなく重いので。
それでいろいろネット検索をして手ごろなキャリーケージを探していました。
アクリル製のキャリーはいろいろあったのですが、アクリル板は鳥がビタミンDを体内で作るのに十分な紫外線を通すのか?と不安がありましたし、何しろ高価ですし。
1階のリビングから2階のベランダに運んで日光浴させるためのキャリーですから、丈夫で軽い物をいうことで、アメリカのキングスというケージメーカーの物を購入しました。
見た目はごっついですが、アルミ製なので重量は3.7Kgとまあまあ軽くて私でも持ち運び可能です。
問題は・・・・花が大人しくこのキャリーケージに収まってくれるか、ということです。
前に置いただけで怖がって大騒ぎしているくらいですから・・・・。

そして翌日の日曜日も申し分ない日光浴日和だったので、花にキャリーに初挑戦してもらいました。
久しぶりの日光浴_c0133013_16573638.jpg
2回ほどビビッて飛んで逃げましたが、私の形相の方が怖かったのか3回目で嫌々入ってくれました。
久しぶりの日光浴_c0133013_16573387.jpg
       早く出して~って感じですね。そのうち慣れてくれるでしょうか





梅雨入り前にしっかりと日光浴をさせることができてよかったです。
あ、オカメたちはちいさなケージがもう一つあるのでそちらに移してベランダまで運ぶことにしました。

さてさて、美味しいお話の方は、最近お気に入りでひと月の間に2回も訪問したイタリアンです。恵比寿にあるお店です。
久しぶりの日光浴_c0133013_16574466.jpg
夏を感じさせるアミューズですね。サマートリュフの下には甘いコーンのジェラートと香ばしく焼いたトウモロコシとアスパラソバージュ。早くも夏真っ盛りなアミューズ、のっけから美味しいです。
久しぶりの日光浴_c0133013_16574144.jpg
何と言っても、つめたい佐藤錦のパスタが絶品でした。さくらんぼのパスタはこのお店で提供される期間が短く限られるのでタイミングが良かったです。
久しぶりの日光浴_c0133013_16580274.jpg
鱧のフリットやら、松坂牛のカツレツやら、セコンドプリモの雲丹パスタやら・・・
そしてドルチェまでしっかりといただき、大満足のディナーコースした。
イタリアンでも夏の食材が楽しめる時期となりました。







# by sanakk | 2018-06-05 11:20 | Comments(2)

新緑の季節

前回の投稿から一月過ぎました。新緑の気持ちよい季節となりましたが、もう少ししたらあのうっとおしい梅雨入りとなりますね。
時間は止まってくれません。
今年のゴールデンウィークは、どこにも出かけずに近場でくすぶっておりました。
去年は沖縄旅行なんてビックイベントがあったことを思い出せば少々つまらない気分でしたが、溜まった事務仕事を片付けたり、撮り溜めて見ていたなかった映画やドラマを一気に観たり、食べ歩き飲み歩きなどしているうちに1週間の休みなどあっという間に終わってしまいました。

連休中たまたまチャンネルを合わせたwowowで放送していた映画「昼顔」を観てしまいました。斉藤工さんと上戸彩さんのTVドラマが映画になったやつです。
今流行りの不倫を題材にした内容でしたね。面白かったのですが最後でどんでんかえし、というか怖い結果になるので気分は暗くなってしまいました。
新緑の季節_c0133013_09520534.jpg
気分転換に近くの河川敷でも散歩するか!と出かけたら土手一面に昼顔が咲いていて、再び映画の世界に連れ戻されるという・・・。
なんとなく、連休中記憶に残った出来事でした。

鳥たちも元気にしております。以前の家なら窓辺にケージを移動させて日向ぼっこをさせる季節なのですが、新居のリビングは1階で日当たりが悪いのです。花の重たいケージを2階のベランダに持ち上げるのは容易なことではなく、日光に当ててあげることが出来ずにいます。
新緑の季節_c0133013_09553317.jpg
      ↑去年の今頃、前の家での窓際日向ぼっこの様子です。
同じ部屋の窓際までうんしょこらしょと花のケージを移動するだけなので何とかなりました。
日光浴用の持ち運びしやすい軽いケージを購入すればいいのかな?でも慣れないケージに花が果たして入ってくれるのかどうか?

新緑の季節_c0133013_09531058.jpg
          爪切りをした後、放心状態の花。


新緑の季節_c0133013_09532852.jpg
ちょっと深爪しすぎて出血しちゃいました。ごめんなさい・・・。


新緑の季節_c0133013_09535046.jpg
嫌な事されたのにすぐに機嫌を直して甘えてくるの。毎度のことながら根に持たない良い性格をしていると思います。

新緑の季節_c0133013_09540738.jpg
海も元気です。毎日ナッツ三昧しております。新しい環境にもすっかり慣れましたが、相変わらず窓の外を大きな物が通ると(バスとか)腰をぬかして止まり木から転げ落ちてます。
新緑の季節_c0133013_09552272.jpg


新緑の季節_c0133013_09554025.jpg
連休の最終日にドライブがてら出かけた鰻屋さんです。葛飾区水元公園のそばに昔からある老舗です。
新緑の季節_c0133013_09553886.jpg
          甘めのタレに肉厚の鰻がたっぷり1尾分。美味しかったです~。



新緑の季節_c0133013_09554310.jpg
先週末は、久しぶりに娘の運転練習にお付き合い。免許をとって1年過ぎても全く進歩なしで怖くて初心者マークを卒業できないYUKAです。
家の新車をぶつけられては大変なので、レンタカーで茅ケ崎まで行ってきました。
往復とも高速道路は使わずに下道で。とてもじゃないけど娘の運転で首都高なんて乗れません。それは命知らずの行為です。
母の日の前日だったのでランチを奢ってくれました。
私のような年になると人に奢ってもらうなんて機会はほとんどないので嬉しいです。それが娘となるとなおさら。104.png
新緑の季節_c0133013_09554537.jpg
YUKAにご馳走になったイタリアンランチ。嬉しくて帰りのドライビングコーチをしなくちゃいけないのについ呑んでしまいました。
お店お勧めランチにぴったりのイタリアのロゼ、最高に美味しかったです。

こんな感じで過ごした5月の前半。そしてもうすぐ6月…私がまた一つ歳をとる季節がやって来ます140.png









# by sanakk | 2018-05-17 10:20 | Comments(2)